山札の扱いが変わった!!
2021年10月22日。デュエル・マスターズにおける、
「山札」のカードの扱いに関するルールが変わった!
本記事ではそのルール変更を完全完璧に解説!
この記事、大事だからしっかり読んでね!
忙しい人用まとめ
忙しい人用に簡単に変更内容を書く。
書いちゃうもんね!
旧
山札のカードを見る能力(表向きも含む)で見ているカードも山札にある状態とする。
新
山札のカードを見る能力(表向きも含む)で見ているカードは、その効果の間は山札にある状態だけど、状態定義効果などの実質割り込んで処理される能力が発動する時、山札からは除外して扱う。(ただし山札からどこかに行ったわけではない)
シャッフルなどをして、見ている状態でなくなったらその除外して扱う状態は終わる。
以上だ!
え?わかんない?
だよねwwww
んでは詳細を解説!
これまでの山札
これまでの山札の扱いは、
例えば上の《蒼き守護神 ドギラゴン閃》。
これのファイナル革命能力で山札の上4枚を表向きにしたら、その中から多色のコストが6以下になるように好きに出せたよね。
実はこの時、表向きにしたカード4枚ってのは、その順番を変えてはいけなかった。
例えばめくれたのが以下の順番の4枚だったとしよう。
1、単色2コストのクリーチャー
2、多色6コストのクリーチャー(EXライフ持ち)
3、多色8コストのクリーチャー
4、単色4コストの呪文
この時、2番目の多色6のEXライフクリーチャーを出すことを選択したとする。
その場合、EXライフを持つクリーチャーは出るに際し状態定義効果により、シールドを付けた状態でバトルゾーンに出るんだけど、この時、実際にEXライフとしてシールドになるのは、上の1番の「単色2コストのクリーチャー」だったんだ。
これは現在進行系で表向きにしている山札のカードも山札の一部だから、山札の1番上のカードをEXシールドにするのであれば、見ているカードも”含めて”上から1番目のものが選ばれるからなんだ。
まぁなんかややこしいけど別にこれはもういいんだ。
うん、これはもうルールが変わったから全部忘れてねwwww
これからの山札
ここからが大事。
上と同じシチュエーションでEXライフ持ちのクリーチャーを出したとしよう。
その場合、EXライフは、今見ている4枚を除外した残った山札の一番上から付けられることになる!!
見ている4枚、いや、出したクリーチャーを除くと残り3枚のカードは、山札にあるんだけど、見ている間は山札から何かする能力からは存在しないかのような状態として扱われるんだ!
だからこの場合、実質は見た4枚の次のカード、表向きにする前から考えると、上から5枚目のカードがEXライフとしてシールド化されるってわけだね!
これが今回の変更点。
改めてまとめると、
山札を見る(表向き含む)能力で見ているカードは、決して山札を離れているわけではないんだけど、その見ている効果が終わるまでに山札のカードを扱う能力が割り込んだ場合に限り、それらは除外(選んだり出来ない)して扱う。
勘違いしないでね!
ちなみに上の《紅封混成 バルガ・アリタ》はEXライフと登場時能力を持っている。
で、その登場時能力は「山札見る系」なんだけど、これは今回のルール変更とは一切関係ない。
《ドギラゴン閃》の「見て出す系」の能力からこれを出した場合、EXライフについては今回のルールの影響を受ける。
しかし登場時能力はデュエマで最もポピュラーな「誘発型能力」なので、何らかの効果中に割り込んで処理されない。
なんだかイメージ分かりづらいかもしれないから実際の手順を書いてみよう。
- 《閃》が革命チェンジでファイナル革命
- 4枚見てその中から《バルガ・アリタ》を出す
- 《バルガ・アリタ》は出る際に状態定義効果によりEXライフがつく
- 《バルガ・アリタ》の登場時能力が誘発
誘発するけどまだ《閃》の処理が終わってないので一旦待機 - 《閃》で見た4枚のうち、残り3枚を山札の下に置く
- 《バルガ・アリタ》の登場時能力を処理
- もう《閃》の効果は終わっているので普通に山札を1枚表向きにする
となるわけ。
だいたい感じはオッケー?
解除もあるぞ
この「山札を見たカードは能力の間は除外して考える」という新ルール。
公式サイトにも例として挙げられている《龍素記号Og アマテ・ラジアル》。
これは登場時能力で山札全部を見て、その軟化から水の4以下の呪文を唱えられる能力を持っている。
で、これの手順は、
- 登場時能力発動
- 山札を全部みてコスト4以下の水の呪文を選ぶ
- シャッフルする(選んだ呪文はよけておいてね)
- 選んだ呪文をタダで唱える
- 登場時能力終了
という流れ。
この時、2番で山札を全部見たので、この登場時能力が終わるまでは山札の全てのカードは”何らかの割り込みによって”は選べない状態。
で、3番でシャッフルして4番でタダで唱えている。
ここで、これまた山札を全部見る《クリスタル・メモリー》を唱えたとしよう。
その場合、ここまで書いたとおりだと、この詠唱のタイミングでは山札のカードは一枚も見えない(登場時能力が終わるまでは全て除外されている)という状態なので、《クリスタル・メモリー》では山札は実質空っぽ・・・と思うかもしれない。
しかし安心してくれ!!
実は3番でシャッフルを行っているので、この瞬間に「除外される状態」は全て解除されているのだ!
なので、4番で唱えた《クリスタル・メモリー》では、ちゃんと全ての山札を見てカードを選べるようになっているぞ!
■覚えて欲しいポイント
なお、今回のルール変更に伴い機能不全に陥る《邪眼皇アレクサンドルIII世》にエラッタが出てるぞ!
こちらは「山札を見る→1枚選んで唱える→シャッフルする」という流れの能力で、つまり山札を見た後、シャッフルする前に唱えてしまう。
そこで山札を見る系の呪文を唱えた場合、残念無念、全く山札を参照できず、不発になってしまう。
で、今回エラッタが入って、先にシャッフルするように修正されたってわけ!
よかったのぉザキラ、よかったのぉ・・・
オイマテ
退化デッキで大活躍中の《竜魔神王バルカディア・NEX》。
これは攻撃時能力で山札を全部見て好きなドラゴンかコマンドを出せるんだけど、ここからEXライフクリーチャーを出した場合、山札は全部見ている状態なので、EXライフにするためのカードは山札に残っていない扱いになるぞ!
そのままEXライフなしでバトルゾーンに出そう!(悲しみ!)
総まとめ
山札を見る(表向き含む)能力で見ているカードは、決して山札を離れているわけではないんだけど、その見ている効果が終わるまでに山札のカードを扱う能力が割り込んだ場合に限り、それらは除外(選んだり出来ない)して扱う。
ただしこの除外されている状態は、能力の処理中であっても、その能力により山札をシャッフルしたり、山札の下に置いたりしたら解除される。
というわけだ!
ちなみに「上5枚を見て好きな呪文を唱える」って効果から《ミステリー・キューブ》を選んだ場合、そのめくった4枚(ミステリー・キューブはどこでもないゾーンにいるから関係ない)を横にどけて、《キューブ》の効果で「残った山札をシャッフル」して1枚表向きの処理をするぞ・・・
(その処理が終わったらめくった4枚は元の能力の指示するゾーン(山下とか墓地とか)にいく)
大本営発表
最後に
今回の変更で、これまでのややこしい部分はかなり解消された!
(表向きにしたカードの順番を変えてはいけないとかね)
それに伴って新たなルールも出来たけど、この変更は確実にプレイがやりやすくすることは間違いない!
さぁ、今後もデュエマは爆進爆走!!!
キミも時代の波に乗り遅れるな!!
0 件のコメント :
コメントを投稿