DMキューブ・ドラフトとは
はじめに
我が家で行われている特殊フォーマット対戦。「DMキューブ・ドラフト」(以下、キュードラ)をご紹介いたします。
このキュードラはMagic:the Gatheringの人気フォーマットの「キューブ・ドラフト」を
キュードラは、これまたMTGの人気フォーマット「ドラフト」の亜種で、ドラフトの「遊ぶためにたくさんの新品パックを用意しなければならない」というハードルをほぼ完全に撤廃し、とてもお手軽に遊べるフォーマットとなっています。
2020/06/29 初版
概要
キュードラ(DMキューブ・ドラフト)は・・・
- 1vs1でも人数が集ばれば大会形式でも遊べるフォーマット
- パーティーゲームにも最適
- 使うカードが毎回バラバラなのでリプレイ性が非常に高く飽きが来ない
ちなみにTCGのデッキには大きくわけて2種類あります。
- 構築
プレイヤーは予め構築したデッキを用意して遊ぶ。
「殿堂」「2ブロ」「単ブロ」「コマンダー」など - リミテッド
プレイヤーは即席でデッキを作って遊ぶ。
「ドラフト」「キュードラ」「ロチェスター」「ブースターブリッツ」「シールド」など
「即席デッキで遊ぶ」ということに慣れていない方もいらっしゃるかと思いますが、これがやってみると非常に面白く、リプレイ性や中毒性が高くハマってしまう方が続出してしまうほどの魅力があります。
デッキルール
キュードラでは通常のデッキではなく上述の通り、「ドラフト(詳細は後述)」という手順で作成する即席デッキを使います。
基本ルールは以下のようになります。
基本ルールは以下のようになります。
デッキ基本ルール
- デッキは30枚で構築する
通常より10枚少ない枚数になります - 4枚制限はなし
デッキに同じカードが何枚でも採用できます - デッキ1枚制限や禁止カードの概念なし
何でも使えます
30枚構築、同名カード4枚制限なし。
禁止や制限もキュードラでは無効です。
対戦の準備
人数を確認しカードを用意する
キュードラではプレイヤーがデッキを用意することはありませんが、カードを用意する必要はあります。まず用意の前にキュードラで遊ぶ「参加人数」を確認します。
参加人数が決まったら上記の表を目安に、カードを適当に用意してください。
ここで用意するカード枚数は最低枚数があれば問題ないのでいちいち枚数を数えなくてもよく、ストレージボックスに入っている余っているカードをグワシッと掴んで、極めてアバウトに用意していただいて結構です。
2人であれば60枚以上、4人であれば120枚以上があれば問題ありません。
これがキュードラで使用するカードのプールになります。
(ここからゲームが始まるまで、用意したカードはずっと裏向きに伏せて中身がわからないようにしておいてください)
※誰かが代表でカードを持って来てもよし、全員がカードを持ち寄ってそれをカードプールにするのもよし、何でもオッケーです
※ランダムではなくカードプールを予め作り込むんでそれを使用するのもありです
※とどのつまり「プールは自由」です
※この用意するカードの中に零龍、ドルマゲドンなどセットじゃないと使えないカードは混ぜないでください
※GR、超次元、ドキンダムなどの特殊なカードも抜いておくことをおすすめします
ドラフトに使うカードの束を用意する
カードプール全体を適当にざっくりとカットした後、
参加者それぞれが、カードプールから適当にカードをぐわっと取って10枚1組の束を3つ作ります。(ここでもカードの表面は絶対に見ないようにしてください)
最終的に、参加者が2名なら2名×3個で6つの束、4名なら4名×3個で12個の束が出来上がります。
出来上がった3つの束は各プレイヤー、それぞれ自分の前に置いておいてください。
※つまりどれだけ人数が増えてもプレイヤーの仕事は10枚1組の束を3つ作るだけです。
※この時点でカードの枚数不足が判明した場合は、適当にカードをストレージから持ってきて足してください。
以上でキュードラの準備は完了。
次項からは、いよいよドラフトラウンド開始です。
ドラフト
キュードラでは、自分が使うカードを「ドラフト」という方法で選んでいきます。
ドラフトは、規定枚数(DMキュードラでは10枚)のカードの束から、
- 自分の欲しいカードを1枚取り、
- 残ったカードの束を隣のプレイヤーに渡す
という事を繰り返してカードを選択していく方式です。
※この束からカードを選び取る行為を「ドラフト・ピック」または単に「ピック」と呼びます
では詳細な手順。
1、束を選ぶ
先程用意した3つの束から、お好きなひとつを選んでください。※残りの束は間違えないように脇に置いておいてください
2、ピックして隣に渡す
手にとった束、または隣から回ってきた束から好きなカードを1枚ピックします。
この時、既に自分が前の順までに選んでいるカードを見てもかまいません。
それらの情報をもとにカードをピックしたら、束を時計回りで見た隣のプレイヤーに渡します。
※渡す相手のプレイヤーがまだ悩んでいる場合、渡すのを待ってあげてください
3、束がなくなった時
DMキュードラでは1束10枚ですので、各プレイヤー10回ピックを行うと全ての束のカードが同時になくなります。そうなったら各プレイヤー、次の束を選び、上順と同じようにピックし隣に渡す、という手順を繰り返します。
ただし「隣」というものが、下記の用に変化します。
1束目
時計回りで見た隣
2束目
反時計回りで見た隣
3束目
時計回りで見た隣
ひとつの単位が終わるごとに回転が反転するわけです。
4、全てのカードをピックし終えた
全てのカードをピックし終えた時、全てのプレイヤーの手元には30枚のカードが揃っている状態になります。これがあなたの今回のデッキです。
以降の流れは通常のデュエマと完全に同じです。
プレイヤーが数名集まっているのであれば、シングルエリミネーション・トーナメント、スイスドロー・トーナメント、リーグ戦などを楽しむのも良いでしょう。
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