【MTG→デュエマ】移植するなよ!? このカード!! vol.2《外科的摘出》【おい俺のデッキに何しやがる】

  

移植するなよ!? このカード!! vol.2

懲りずに帰ってきた新連載!

「移植するなよ!? このカード!!」

「デュエル・マスターズ(デュエマ)」の兄貴分のTCG(カードゲーム)である「Magic: the Gathering(マジック:ザ・ギャザリング、マジック)」 のマジヤベーカードをデュエマの世界に持ってきたら果たしてどんなことが起きるのか!?

連載第2回はこのゲキヤバカード!!!

《外科的摘出》!!

このトンデモない1枚がデュエマにやってくるとしたら、果たしてそれはどうなってしまうのか!?

それではちょっくら見てみよう!!

※本記事はジョークと妄想のみで構成されていることをご了承ください


お前のキーカードは消滅だ!!

さぁ始まった移植すんなよ第2回!

なんか前回の記事がちょっと調子良かったからまた書いているわけなんだけどw、今回はこのゲキヤバインスタントカード《外科的摘出》!

※インスタントカード・・・相手のターンでも唱えられる呪文。コストは支払う必要があるけどね!

このカードは相手の手札のみならず、相手のデッキそのものをフルボッコにする極めて恐ろしいカード。
それではちょっくらテキストを見てみよう!
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
いずれかの墓地にある基本土地カードでないカード1枚を対象として選ぶ。それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数だけ探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
まず1つ目の効果、
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
これは代替コストと呼ばれるもので、黒マナ1つで唱えてもいいし、マナの代わりにライフ2点を犠牲にして唱えてもいいよってもの。
つまりダメージを負えばタダで唱えられるって事なんだ!

なお、ライフは初期状態で20点あるので、カードの効果を考えると痛くも何ともないぞ!w

では次、2つ目の効果。
いずれかの墓地にある基本土地カードでないカード1枚を対象として選ぶ。それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数だけ探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
これが効果本体だね。

効果としては、まずどこの墓地でもいいから、そこに落ちているカードを1枚選ぶ。(自分の墓地を選ぶことなんてまずないけどねw)

次にその墓地から選んだカードと同じ名前のカードを、その墓地のプレイヤーの、
  • 墓地
  • 手札
  • 山札
からなんと全部見て(強制公開)探し、その見つけたカードたちを好きな数だけ追放する!!

※墓地・・・MTGもデュエマと同じく墓地があるよ!やられたクリーチャーや、使い終わった呪文(インスタント・ソーサリーって言うよ)はデュエマと同じく墓地に落ちる!

MTGにはデュエマにはない「追放領域」というゾーンがある。
これは「墓地のキッツイ版」のようなもので、ここにカードを送り込まれるとほぼほぼ再利用は不可能。
そのゲームが終わるまで、ぶっ飛ばされたカードを活用するのは絶望的になる。

墓地肥やしを行うデッキだと、ハンデスしたカードが墓地に落ちた場合、それは逆にありがたかったりするんだけど、この追放領域にぶっ飛ばされると話は別。

上述の通り、追放領域のカードは再利用出来ないので「ハンデスされて逆に助かるー」という事はまずありえなくなるぞ!

※ハンデス・・・Hand Destructionの略。ハンド・デストラクション。手札破壊。デュエマでは基本的に喰らうとカードが墓地に落ちる。


対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたは、その中から土地でないカード1枚か、そのプレイヤーの墓地からカード1枚を選ぶ。そのカードを追放する。あなたは1点のライフを失う。
MTGでもハンデスは基本的には手札が墓地に落ちるんだけど、この《苦悶の悔恨》のように墓地ではなく追放領域にぶっ飛ばすカードも存在するんだ。こわひw

で、話は戻って今回の《外科的摘出》。
これもカードを追放する効果。
しかも手札、墓地、山札という全ての非公開領域から見てカードを探し追放するってんだからタチが悪いwww

※MTGにはマナゾーンやシールドゾーンはないので、この3種が(ほぼ)全ての非公開領域と言ってもいい

しかしこの呪文は欠点がある・・・

そう、追放したいカードが墓地にないと全く無意味!使えないんだ!!

落とせ落とせ落とせ


プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。あなたは2点のライフを失う。
そんな時はこれ、《思考囲い》。

これは黒1マナだけで使えるピーピングハンデス。

唱えたら最後に2点ほどダメージを食らってしまうけど、相手の手札を見て(ピーピング)土地(マナになるカード)以外のカードであれば何でも捨てさせる事が出来るという、最強のハンデスカードだ!

つまり先攻が取れた場合、土地(マナゾーンのカードみたいなもの)を置いて黒マナからこの《思考囲い》を唱え、相手の手札を見てその中から(あれば)キーカードや、早いターンに動けそうなヤベーカードをハンデス!墓地送り!

そしてその墓地に落としたカードに対し、続いてはマナではなくライフ2点を支払って《外科的摘出》を唱える!!

そうするとその墓地のカードと同じ名前のカードを手札、墓地、山札、つまり全てのカードから探し出し、一斉に追放!!

無念、相手の大事なキーカードは、このゲームから完全に消滅したのでした(完)

となるわけなんだよ・・・・

おそろしあ・・・・

で、ここからがこの記事の本当の本題。(長過ぎる前置き病)

このカードが、もし、デュエマにやってきたらどうなるか?

ちょっとそれを壮大に妄想してみよう!

移植したらどうなるの?

ではもともとのテキストを再度確認!!
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
いずれかの墓地にある基本土地カードでないカード1枚を対象として選ぶ。それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数だけ探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
で、これをデュエマに持ってくる場合、そのままでは通じないので以下のように調整した!
■この呪文のコストを支払う時、かわりに自分のシールドをひとつ、自分の山札の下においてもよい。
■相手の墓地にあるカード1枚選ぶ。相手の墓地と手札と山札とマナゾーンから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数だけ探し、それらを全て超次元ゾーンに置く。その後、相手は山札をシャッフルする。
こんな感じ!

まず、テキスト中の「ライフ2点」。
デュエマには「ライフ」の概念がないので、これをシールド1つに変換。

そして「追放」という領域は「超次元ゾーン」を幽閉場所として利用するように置き換えた!

あとカードを探す場所にマナゾーン(恐怖)と、シールドゾーン(頭おかしい)を追加しようと思ったんだけど、それはあんまりにも無茶苦茶すぎるから入れないでおいたよ。

※ちなみに超次元に幽閉されたら《次元龍覇 グレンモルト「覇」》を使わない限り、もうどうやっても出てこれないぞ

デュエマに移植するとしたらこんな感じだろう。ヤヴェ!!w

こうして出来上がったカードがコチラ!







コストは弱気に1マナアップの2!w

しかし代替えコストとぶっ壊れ性能はしっかり継承!w(コスト上げた意味!w)

だけど、相手の墓地にカードがあるときにしか効果が使えないようにテキスト調整!

※オリジナルはどこかしらの墓地にカードが1枚でもないと唱えることすら出来ない

ヤベーなこのカード!
デッキに黒が入れ得じゃない!?w

ただデュエマで使う場合は、ピーピングハンデスが、


2マナの《ウォズレックの審問》、(制約あり)


4マナの《解体人形ジェニー》だから、そこまで早くないし、狙いすまして効果を使うことも難しいかも?

ただ、うまく2マナハンデスでキーカードを撃ち落とせた場合は悲惨。
4枚全てが持っていかれる可能性はもちろんのこと、4枚入れるのが普通のカードが探して3枚ということはシールド?いやそもそもデッキを全て看破される

・・・・・・。

まぁ強いことには変わりないけどねwww

これ《轟轟轟》が4枚あるときにブチかましたら最高だったろうなぁ・・・

お詫び

申し訳ございません。
終わりと言っていたのに、第1回「移植するなよ!? このカード!!」が思ったより反応が良かったので懲りずに第2回を書いてしまいました。

またひょっとしたら本連載をお届けするかもしれませんが、お約束は出来ませんので気長にお待ちいただけますと幸いです。

んでは皆さん、最高のカードライフを!Ciao!!




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