クロスギアとは
はじめに
デュエマのカードには「カードタイプ」というものが決められている!「カードタイプ」とは「そのカードがどんな種類のカードであるか」を分類わけしたもので、代表的なものでいうと「クリーチャー」や「呪文」が挙げられるね!
それ以外にも「城」や「フィールド」や「オーラ」、そして今回解説する「クロスギア」もその「カードタイプ」の1種なんだ!
さぁ!
キミもこのカードタイプ「クロスギア」を使って、ロマンあふれる魅惑のデュエルを楽しもう!!
いいかい?
クロスギアは「ロマン」の塊なんだ!!!
使わない手はないんだよ!!!!(力説)
※ちなみにロマンだけじゃなくてうまく使えばめっちゃ強いよ!
だからクロスギアってなに?
クロスギアを簡単にいうと「クリーチャーの装備品」。
クリーチャーがクロスギアを付けると、そのカードの能力が付けたクリーチャーに宿るってわけなんだ!
例えば《助太刀 メモリー・アクセラー》だと、これを装備したクリーチャーに「攻撃するときにカードを1枚引いてもよい」という能力を与える!!
そう、クロスギアはクリーチャーを超強化するためのカードなんだ!!
2段階必要!
ただ実はクロスギアっていうのは使いこなすのはちと厄介(?)なんだ。
それもそのはず、クロスギアは基本的に2段階のステップを経て、始めて”装備”されることになるためだ。
この項ではその「2段階ステップ」をしっかり確認してみよう!
ステップ1:ジェネレート
クリーチャーをバトルゾーンに出す場合はマナを支払って「召喚」するよね。クロスギアの場合、これは「ジェネレート」という専用の言葉で呼ばれる!
※ジェネレートに必要なマナの数は、クリーチャーや呪文なんかと同じでカード左上の数字だよ!(文明もちゃんと確認してね!)
例)「3マナを支払って《鬼装オーガ・フィスト》をジェネレートだ!!」
こうやってジェネレートしたクロスギアは、(多くの場合手札から)バトルゾーンに出る。
そう、”出る”。
ここまでが第1ステップ。
ちなみにこれが終わっても、クロスギアはクリーチャーにまだ”装備”されていない!!
そうなんだ。
上の《鬼装オーガ・フィスト》の例だと、3マナ払って装備品であるクロスギアをバトルゾーンにどんッ!と置いただけなんだ!!
そして次のステップ!
ステップ2:クロス
バトルゾーンにジェネレートして出したクロスギアの次の段階。ステップその2は”クロス”だ!!
これもジェネレートと同じくクロスギア専用の言葉で、意味はまさに「装備」。
このクロスをおこなってようやく、クリーチャーにクロスギアを装着させることが出来るってわけなんだ!
※自分のクリーチャーがいないとクロスすることは出来ないよ
なお、クロスは無料ではない。
例えばこの《鬼装オーガ・フィスト》を3マナ払ってジェネレートしたら、さらにもう一度3マナ支払わないと、クリーチャーにクロス(装備)させることはできないんだ!
※クロスに必要なコストはジェネレートとおなじくカード左上のコストだよ!(文明もちゃんと含んでね!)
ただクロスギアは除去されない限りずっとバトルゾーンに残るから「このターンでジェネレートして、次のターンにクロス!」っていうプレイも可能!(たいていはそうなるんだよ!w)
こうして2つのステップ「ジェネレート」「クロス」を経て、ようやくキミのクリーチャーが強化されるってわけなんだ!強いぞ!!
何枚でも!何枚でも!!
ちなみに1体のクリーチャーに、クロスギアは何枚でも装備可能。■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+1500され、「ブロッカー」を得る。
だから《シャイニング・ディフェンス》を1体に2つクロスさせればパワーは+1500が2つで合計3000されるし、
■これをクロスしたクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引いてもよい。
《デモニック・プロテクター》を4枚クロスして破壊すれば、カードを合計4枚引けてしまうってわけなんだ!!
その組み合わせは無限大!
クロスギアをクロスしても、クリーチャーの元々の能力が変わることはないから、超強化したり、超便利にしたりと色々出来てしまうのがクロスギアの面白いところだね!
こう置く、こう!
さてここで「クロスギアの置き方」を見てみよう。
ジェネレートしただけであれば、他のクリーチャーと同じように、バトルゾーンの空いているところに置いておけばOKなんだけど、問題はクロスした後。
これは次の図のように置こう!!
つまりクロスギアをクリーチャーにクロスしたら、クリーチャーの下にカードを入れて、なおかつクロスギアの能力部分が見えるように置こうってことなんだ!
こうすればクリーチャーの能力もクロスギアの能力も見えるぞ!
さらに追加でクロスした場合は・・・さらに下に置いていこう!!
※3枚位でバトルゾーン幅の限界に来たら、まぁなんかうまいこと置いてくれ!w
タップ・アンタップ
実はクロスギアにはタップだとかアンタップとかの状態がない!!
だからアンタップはさておき、クリーチャーがタップしたときは上の図のようにしよう!
まぁ別にこうしてもいいけどね!w
※これはあんまり大事じゃないぞ!wわかればいいw
残るんだな、これが
■クロスギア : このカードをバトルゾーンに置く。クリーチャーにクロスするには、このカードのコストをもう一度支払う。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れても、このカードはバトルゾーンに残る。
実はクロスギアは、それをクロスしているクリーチャーがバトルゾーンを離れても、クロスギア本体はバトルゾーンに残り続けるんだ!
イメージとしてはクロスギアはクリーチャーにクロスしてもあくまでも装備品、別の存在で、クリーチャーがどこかにぶっ飛んでいっても「別の存在だから」クロスギアはバトルゾーンに残るって感じ。
で、この残ってくれるのが超嬉しい!
またターンが来たら他のクリーチャーにクロスのコストだけで付け直せるからね!
除去にツエー!!!
クロスギアはクリーチャーと違って、バトルゾーンから除去する手段があんまり多く用意されていない!
この《獅子幻獣砲》なんかがクロスギアを指定して除去できるカードなんだけど、こんなの誰も使ってないんだよね・・・
だからクロスギアを除去するには基本的に「クロスギア除去」ではなくて、何でも除去対象に出来る「カード指定除去」というものがメインになってくる。
※あるいは「クリーチャーではないカード指定除去」だね
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
→相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
→バトルゾーンにある相手の、クリーチャーではないカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
たとえば《メッチャ映えタタキ》なんかがそれに当たる。
これは現在では青魔導対策で少し使われてるんだけど、それでもそんなに多く採用されているものではない。
なのでクロスギアは、非常に除去されにくい類のカードと言えるんだ!
チェンジ!
実はクロスギア。
既に付いているものを、他のクリーチャーに付け替える事が可能なんだ!!
状況に応じて付け替えられるので、これも中々便利な能力となっているぞ!
なお、
付け替えるにはそのクロスギアのコストをもう一度支払う必要がある。(白目)
呪いのクロスギア・・・
クロス済みのクロスギアは、他に付け替える先のクリーチャーがいない場合、外すことが出来ない!!!
あんまりマイナスになることはないんだけど、場合によっては外したいものもあるので、この「外せないルール」は覚えておいたほうがいいね!
含まない!!
■自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーに含まれるカード1枚につき、カードを1枚引いてもよい。その後、そのクリーチャーに含まれるカード1枚につき、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
《卍堕呪 ゾグジグス》のような、自分のクリーチャーに含まれるカードの数を数える場合、クロスされているクロスギアは、その枚数に含まないぞ!
※ちなみにオーラはクリーチャーと一体化してる感じなので数に含む
進化したんですが?
クロスギアを付けているクリーチャーが進化した場合、クロスギアはその進化先に全部引き継ぐぞ!
これは進化しても”そのクリーチャーはそのクリーチャー”のままだからなんだ!やったぜ!
退化したんですが?
退化したら複数のクリーチャーが生まれた場合、クロスギアを好きなクリーチャーにつけてあげよう!
退化しても”そのクリーチャーはそのクリーチャー”のまま!
複数になっても”そのクリーチャーはそのクリーチャー”なんだ!
なお、付けないという選択肢はない。
絶対に全部、どれかにつけよう。(強制)
※けど退化した結果、1体もクリーチャーが残らなかった場合は、流石にどこにも付けれないからクロスギアはどこにもクロスされていない状態でバトルゾーンに残る
チェンジしたんですが?
クロスギアをクロスしたクリーチャーが革命チェンジ、またはJチェンジを行った場合、付けていたクロスギアは全て外れてしまうぞ!
チェンジ系はクリーチャーが別のものに入れ替わっているからクロスギアを引き継ぐことが出来ないんだ!悲しい!
え!?クロスしなくてもいいんですか!?
実はクロスギアの中にはクロスしなくても効果を発揮するカードが存在する!!■これをクロスしたクリーチャーは、パワー2000以下のクリーチャーに攻撃またはブロックされない。代表格はこの《ノーブル・エンフォーサー》だね!
■このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、パワー2000以下のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
これは「クロスされていなければ」能力が発動する面白いカード!
※この「クロスされていなければシリーズ」は他にも数種だけだけど存在するよ
これはクロスギアということで、めちゃくちゃ除去しにくいお邪魔カードって感じになるので非常に強力だ!!
※けど主にクロスしないで使われる”クロス”ギアって・・・www
進化もあるぞ!
全部で6種類くらいしかないんだけど、進化クロスギアというカードも存在!
これは進化クリーチャーと同じように、クロスギアの上に進化で出せるカード!
既にクロス済みのギアの上にも進化出来るので、クロスのコストをすっ飛ばせる・・・んだけど・・・
いやね・・・これはね・・・・
一回ぜひ使ってみて欲しい・・・
S・トリガーで出たんですけど?
何らかの効果でシールドカードをS・トリガー化し、それがブレイクされクロスギアだった場合、これはもちろんタダで使うことが出来る!ただしタダで出来るのは「ジェネレート」まで!
クロスギアを使う、っていうのは「ジェネレート」の事を指すんだ!
※クロスはマナを使ってるけど「使う」には当たらないよ
ちなみに数種だけ「S・トリガー・X」(シールド・トリガー・クロス)っていう能力を持っているクロスギアがあるんだけど、これはジェネレート→クロスまで一発で行えるスグレモノ!!
・・・・・・・・・・
さぁ、ここまででキミはかなりクロスギアに詳しくなったはずだ!
ではここからはオススメのクロスギアを紹介していくぞ!
オススメのクロスギア
助太刀メモリー・アクセラー
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。一気にジェネレート→クロスまで行ってもたったの2マナ!
暇な1ターン目に出したり、マナが余ったときに隙間で出して、隙間でクロスしたら、攻撃すれば1枚引ける中々のドローソース。
至宝 オール・イエス
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+4000され、「ブロッカー」を得る。
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。
パワーが4000も上がり、更にブロッカーになる!
そして攻撃すれば相手の手札を1枚葬り去る最強カード!!
攻撃曲げクリーチャーと組み合わせれば最強かも?(無限ブロッカー完成)
アクテリオン・フォース
■S・トリガーX(このクロスギアをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐジェネレートし、自分のクリーチャー1体にクロスしてもよい)
■これをクロスしたクリーチャーは「パワーアタッカー+9000」と「T・ブレイカー」を得る。
S・トリガー・X持ちなので、うっかり踏んでしまうとウィニーがいきなりT・ブレイカーに大変身する!!
ただ、普通に使うにはややおもぉい・・・・w
氷槍 パラディン・スピア
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて持ち主の手札に戻す。クロスして攻撃すれば、相手も自分も全てのブロッカーが手札に戻る!!
超ブロッカー対策カード!
え?相手がブロッカー使ってない?
マナに置けばいいよ。(爽やか笑顔)
パワード・スタリオン
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは2倍になる。「トシ・・・パワー好きか?」
■これをクロスしたクリーチャーは、パワー6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。
■これをクロスしたクリーチャーは、パワー15000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。
大好きです!!
クロスするとパワーが倍になる脳筋クロスギア!!
欲しい!(4枚持ってるけどまだ欲しい)
つまり《パワード・スタリオン》を《クロスファイア》に4枚クロスしてさぁ!!
攻撃中のパワーをよぉ!!!
(7000+1000000)×2×2×2×2 してぇんだよおおおお!!!
※このときのパワーは 16,112,000
あるいは《キュラックス》にさぁ!!
2枚つけてさぁ!!
パワー16000にあげてさぁ!!
《ジスタジオ》で守ってやりたいんだよおおん!!
・・・失礼いたしました。
インパクト・アブソーバー
■これをクロスしたクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに裏向きにして自分のシールドに加える。
■このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、クリーチャーは攻撃1回につきシールドを1枚しかブレイクできない。
主にクロスしないで使うクロスギア!
クロスされていない場合、なんと相手も自分も1攻撃で1枚しかシールドをブレイクできなくなる!!
Qもワールドも1枚ブレイクになるスグレモノ!!
ただ4マナだったらなぁって100回くらい思ったよw
ただ4マナだったらなぁって100回くらい思ったよw
※ただしこれ《ケントナーク》の攻撃時効果ブレイクなど、攻撃の本体以外のブレイクには適用できないぞ。
竜装 シデン・レジェンド
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは、+3000される。
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。
■名前に《紫電・ドラゴン》とあるクリーチャーに、このカードをコストを支払わずにクロスしてもよい。
攻撃時能力として追加ブレイクを与えるクロスギア。
《紫電・ドラゴン》にクロス?
馬鹿なこと言ってんじゃない。
■マスターJGR:このクリーチャーがシールドを1つ以上ブレイクする前に、GR召喚を2回する。その後、カードを2枚引いてもよい。《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》に装備させるんだよ。
2枚くらい装備させるんだよ!!
バジュラズ・ソウル
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置いてもよい。
デッキ1枚制限(殿堂指定)カード。
・・・・・。
・・・。
せーっの!!
頭おかしい!!
wwwwwww
終わりに
この記事をここまで読んでくれたキミはもう、ルールにも精通し、もはやクロスギア名人といっても過言ではないだろう!またこの記事ではとても全てのクロスギアを紹介しきれないから、ぜひキミもキミだけのクロスギア、そしてそれを装備させたいクリーチャーを探して欲しい!!
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