【デュエマ】《U・S・A・BRELLA》を徹底解説!これを読めば全てが解る!【ウサブレラでGRを完全封印!】

  

カード詳細

名前 :U・S・A・BRELLA
よみ :うさぶれら
タイプ:クリーチャー
文明 :火
パワー:4000
コスト:3
種族 :ビートジョッキー/チームボンバー
■相手のコスト4以下のクリーチャーが、手札以外のどこからでもバトルゾーンに出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。
■コスト4以下の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。


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十王篇 第1弾 切札x鬼札 キングウォーズ!!!
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2020年3月28日(土)に発売予定の「十王篇 第1弾 切札x鬼札 キングウォーズ!!!」に収録予定のカードの紹介だ!


あばよ、GR!

「十王篇 第1弾 切札x鬼札 キングウォーズ!!!」にGRをけちょんけちょんにするヤベーやつが登場だ!

その名も!!

U・S・A・BRELLA》!!
(うさぶれら)

基本能力

まず基本能力をチェック!
タイプ:クリーチャー
文明 :火
パワー:4000
コスト:3
種族 :ビートジョッキー/チームボンバー
コスト3でパワーが4000とかなり優秀!

しかもこれ、何の能力も持っていないいわゆる”バニラ”であればこのパワーにも納得なんだけどそうじゃない。

こんなにパワーが高いのに、なんとあと2つも能力を持っているのだ!!

GRよ永遠に

■相手のコスト4以下のクリーチャーが、手札以外のどこからでもバトルゾーンに出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。
まずはこれ。

簡単に言うと、GRが死ぬ能力www

でその能力は、この《U・S・A・BRELLA》がバトルゾーンにいる時に、相手がコスト4以下のクリーチャー手札以外からバトルゾーンに出そうとしたら、それを阻止して直接墓地に送り込んでしまうというとんでもないもの!

しかもこの能力はターン不問なのが強烈!
自分のターンでも、相手のターンでも有効ってわけなんだ。

さらにさらにこれは「召喚」で出ようが「バトルゾーンに出る」で出ようがおかまいなし!
どっちの出し方でも能力の対象になるぞ!

置き換えどん!


■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。
《ウサブレラ》の能力は「置換効果」という手順で処理されていて、この《奇石 ミクセル》のようなトリガー能力じゃないから、出る代わりに墓地に置くという性質上、バトルゾーンに出ようとしているクリーチャーは1度もバトルゾーンに着地せず、登場時能力も発動しないまま墓地に置かれる!

そうなんだ。
(繰り返すけど)《ウサブレラ》のこの能力に引っかかった相手のクリーチャーは、登場時能力が使えない!!
出ようとするところをそのまま墓地にダイレクトIN!!

・・・これが恐ろしい・・・

※トリガー処理・・・なにかしらの条件が達成されたときに効果が発動し処理される能力。この能力のタイプは実行中の処理に割り込まず、置換せず、誘発後は処理可能になるまで待機する。

置換効果の解説記事をチェック♪

動かない!その能力!

なお《ウサブレラ》の能力にクリーチャーが引っかかった場合、それはクリーチャーとしてバトルゾーンに出てすらいないので、上で挙げた登場時能力はもちろんのこと、破壊時能力やバトルゾーンを離れた時能力他、ほぼ全ての能力が動かないぞ!


■このクリーチャーが破壊された時、各プレイヤーはカードを1枚、自身のマナゾーンから選び、それぞれの墓地に置く。
例としてこの能力に《技師ピーポ》なんかが引っかかっても破壊時能力は動作しないし、


■自分のクリーチャーが破壊された時またはバトルゾーンを離れた時にトリガーする自分のクリーチャーの能力はすべて、1度のかわりに2度トリガーする。
その時にバトルゾーンに《帝神龍装 ティーゾリス》がいても、《技師ピーポ》は破壊されてもいないし、バトルゾーンを離れてもいないので、《ティーゾリス》の効果は全く動作しない!

手札以外とは

「手札以外」という点についてもう少し詳しく説明しよう!

とちょいとその前に《U・S・A・BRELLA》のダイレクト墓地送りの条件をここでおさらい。
■相手のコスト4以下のクリーチャーが、手札以外のどこからでもバトルゾーンに出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。
条件は4つ。
  1. 相手のクリーチャーである
  2. そのコストは4以下である
  3. ターンは問わない
  4. 手札以外から出ようとしている
1と2はもう簡単だね、相手の4以下のクリーチャーが対象。

3は上でもチラッと言ったけど、《ウサブレラ》の能力はターン不問。

だから例えば自分のターンに自分のクリーチャーが攻撃してシールド・ブレイク、そこからS・トリガーで《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》が出現し登場時能力でGR召喚した場合、これもしっかり《ウサブレラ》の能力に引っかかる対象になる!

ホントにターン不問はヤバいって・・・

で、最後、4番。
「手札以外から出ようとするクリーチャー」。

つまりこれは、


■マナ爆誕6(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コスト6を支払って召喚してもよい)
マナ爆誕などを使い、マナゾーンから出てくるクリーチャー


■コスト3以下のクリーチャーを2体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
リアニメイトで墓地から出てくるクリーチャー

※リアニメイト・・・墓地からクリーチャーなどを復活させること!闇文明の得意技だ!


■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。この3枚のコストの合計が6以下なら、その中のクリーチャーをすべてタップしてバトルゾーンに出す。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
連ドラ・連ジョッキーなどで山札から出てくるクリーチャー


超次元リクルーターを使って超次元ゾーンから出てくるクリーチャー

※ドラグハート・ウェポン及びフォートレスはクリーチャーじゃないから能力の対象外だよ!


超GR召喚を行い、超GRゾーンから出てくるクリーチャー



■このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールド1つに重ねた表向きのカードを好きな枚数、コストを支払わずに使ってもよい。
これはあまりないんだけど、シールドゾーンから直接出てくるクリーチャー

の以上6つ。
  • マナゾーンから
  • 墓地から
  • 山札から
  • 超次元ゾーンから
  • 超GRゾーンから
  • シールドゾーンから
これらのゾーンからバトルゾーンに出ようとする場合、《ウサブレラ》の能力のチェックを受けることになるぞ!

S・トリガーはオッケー!


実は《ウサブレラ》は《終末の時計 ザ・クロック》のようなS・トリガーで出てくるクリーチャーには全く効果がない!

これは何故かというとS・トリガーが以下のように処理されるからだ!
  1. 相手の攻撃などでシールドブレイク!
  2. ブレイクされたカードを確認
  3. そのカードがS・トリガー付きのクリーチャーだったので使用宣言
  4. その使用宣言したカードを含め、ブレイクされたカード全てを手札に一旦戻す
  5. 手札に戻した後、手札からS・トリガー宣言したカードをコストを支払わずに使う
そう、S・トリガーって実は、ブレイクされた後、手札に戻してから使っているので、《ウサブレラ》の対象から逃れられることが出来るんだ!!

まぁごちゃごちゃ細かい話は良いとして、(いいのか?)

S・トリガーは手札から使っている。
シールドからじゃなく手札から使っている。

ということだけ覚えておいて欲しい!

革命チェンジしたらどうなるの?


■革命チェンジ―光または水のクリーチャー(自分の光または水のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
《U・S・A・BRELLA》がいる時に革命チェンジをやった場合は、そのチェンジ先のクリーチャーが何であれ、そもそも攻撃クリーチャーと手札のクリーチャーが入れ替わっているので、何の影響も受けないぞ!!
やったね革チェン!

いっい、ゆ・だ・な~♫

侵略したらどうなるの?

これはどこから侵略するのかによって変わってくる!

手札から侵略


これは革命チェンジと同じ。
手札からなので全く《ウサブレラ》は反応しない!

マナから侵略


■S級侵略[原始]:自然のコスト3のクリーチャー(自分の自然のコスト3のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札かマナゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
マナから侵略する「S級侵略[原始]」を行った場合、これは侵略出来ずにそのまま墓地に直行する!(登場時能力などは上に書いた例と同じく一切使えない)
くれぐれもやらないよーに!

墓地・バトルゾーンから侵略



墓地から侵略できるコスト4以下の侵略クリーチャーがいればアウトだけど1体も居ねぇ!!

バトルゾーン内での侵略もコスト4以下がいない上に、これは《ウサブレラ》に引っかからない!

Jチェンジしたらどうなるの?


Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
例えば《タイク・タイソンズ》の攻撃時にJチェンジ宣言して、


マナゾーンにいるコスト4の《ガチャダマン》と入れ替わる場合、まず《ガチャダマン》が《ウサブレラ》の効果で墓地にボッシュート!!

で、Jチェンジは完全に入れ替われないと失敗不発になるので、《タイク・タイソンズ》はバトルゾーンに残り攻撃は続行される!

つまり、Jチェンジは《ウサブレラ》にバリバリに引っかかるってことだ!

※このQAを元に書いてるけど、じゃっかん嫌な予感がするぞ!
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32482/

GRよ永遠に

今期、大いに大暴れ、猛威を奮ったGRクリーチャー。

しかしこの《U・S・A・BRELLA》の登場により、その勢力図は書き換えられようとしている!!

なにせ《U・S・A・BRELLA》がいるだけでコスト4以下のGRクリーチャーは完全にシャットダウン!
なにもさせてもらえないようになるからだ!!

ちなみにどれがコスト4以下なのか。
その答えがコチラ!

コスト4以下のGRクリーチャー


ほぼ全て。

GRクリーチャーはマスター級の5枚を除いて、それ以外は全てコスト4以下だ!!

だから《ウサブレラ》がバトルゾーンにいる状態でGR召喚をすると、だいたいのクリーチャーが《ウサブレラ》の能力の餌食になり、バトルゾーンに出ることもなくそのまま墓地送りになってしまうんだ!


この鉄壁のGR封じにより大人気GR《ヨミジ 丁-二式》や、


《マリゴルドIII》なんかはもう完全に何も出来ない状態に陥る!!

コスト5以上のGRクリーチャー

かわってコスト5以上のGRクリーチャーは以下の通り。


《The ジョラゴン・ガンマスター》


《煌銀河 サヴァクティス》


《C.A.P.アアルカイト》


《“魔神轟怒”ブランド》


《The ジョギラゴン・アバレガン》

以上、たった5枚!w

ウサブレラ状態に打破するために、GRをこのコスト5以上5種×2枚の10枚とコスト4を2枚にしてコスト4以下率を大幅に下げるのも手だけど、なんのこっちゃわからないGRデッキになってしまうのは明白だ!w

以上が《ウサブレラ》の1つ目の能力の解説だ!

・・・つぎぃ!!(まだあんのかよ!)

選べないとかメチャクチャだろ!w

■コスト4以下の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
なんと《ウサブレラ》は相手のコスト4以下の呪文によって選ばれないという防御能力を持っている!!

はっきり言ってこれかなりヤバい。
GR主体のデッキで除去もGRに頼っているとかであればかなりまずい状況に追い込まれる。

そこでこれを打ち倒すプランを考えてみたので見て欲しい!

うさぎ討伐ぷらん

呪文で倒す!


彼はパワー4000ということでこの《スチーム・ハエタタキ》で叩き落としたいことろなんだけど、残念ながらこれはコスト1なので《ウサブレラ》を選ぶことが出来ない。


コスト4を超える呪文であればこれを除去できるものなんていくらでもあるんだけど、いかんせんこれ一体を除去するために5マナを使うなんてあまりにももったいなさすぎる。


■B・A・D・S 2(この呪文を、コストを2少なくして唱えてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる)
■ビートジョッキーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体をバトルさせる。そのターンの終わりに、その出したビートジョッキーを破壊する。
そんな中でもこの《“必駆”蛮触礼亞》(びっぐばんふれあ)は別格。

BADS2によりコストを2下げ、3コストで唱えられる5マナの呪文だからだ!


《“必駆”蛮触礼亞》から《龍星装者 “B-我” ライザ》を出せば、呪文の効果で《ウサブレラ》と強制バトル!(元はコスト5の呪文なのでちゃんとうさぎを選べる)

パワー8000対4000で《ライザ》くんが余裕で勝利するとともに、《ライザ》くんの連ジョッキーの邪魔となる《ウサブレ》も除去できて一石二鳥!

ビートジョッキーを採用したデッキにしかこれは使えないけど、かなり有効な対策だ!

オーラで倒す!


じゃあ呪文で選べないだけなんだからオーラで倒せばいい!
・・・とはならない!

既にバトルゾーンにGRクリーチャーが出ていればこの《幽具ランジャ》なんかで倒せる可能性はあるんだけど、それがない場合は《ウサブレラ》の能力により新規GR召喚がだいたい失敗するのでオーラでの除去はかなわない。

《ウサブレラ》の能力は「置換効果」で墓地にクリーチャーを送り込むからGR召喚からオーラをつけるという流れの途中でGRクリーチャーがどこかに行ってしまうのだ!
  1. オーラを使う
  2. GR召喚する
  3. GRクリーチャーはバトルゾーンに出るかわりに墓地にいってしまう
  4. 状況起因処理でGR獣は墓地からGRゾーンに移動する
  5. オーラはつける先がないので元のゾーンに戻る
こんな流れになるゾ!
オーラをGRクリーチャーに付けるところまで到達出来れば何とかなるんだけど、そこまで至らないのがこの《ウサブレラ》の怖いところ!!

GRデッキを上で挙げたマスター級ばかりにしたらこれも回避できるかもしれないけど・・・
そんなの、弱いんだよねw

「エッ!?」

マッファで倒す!

選べないと言ってもそれは呪文の効果だけ。
そうであれば攻撃、しかもすぐに攻撃できるマッハファイターで倒してしまえばいい!

けど、ここで引っかかってくるのが《ウサブレラ》の高いパワー。
コスト3でパワー4000というのがかなり破格で、これに勝てる、あるいは相打ちになれるマッハファイターはほぼ居ない。
というより1体しかない。


■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、このクリーチャーのパワーを+3000する。
それがこの《さいたまねぎ》だれだこいつ

これはバトルゾーンに出たターンのみパワーが1000から4000へと上がるマッハファイター・クリーチャーで、出たターンであればマッハファイター攻撃でぴったり《ウサブレラ》と相打ちで破壊することができるのだ!

え?これ普通に強くない?


■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■バトルゾーンに出たターンの間、クリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。
また、先攻であれば4マナは使えるので、このパワー5000、マッハファイター、攻撃制限、ドラゴンギルドとかなり能力もりもりな《龍装車 ピオドーロ》で除去するのもいいだろう!
ツインパクトの上も下も優秀な1枚だ!

クリーチャーの能力で倒す!


■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引く。
選べないのはあくまで呪文だけ。
であればコスト2のクリーチャー《バグ丸くん》の登場時能力では選ぶことが可能!
けどこのままではパワーで勝つことが出来ないので例えば《オーバーキル・グレイブヤード》なんかでスレイヤーを与えてやる必要があるけどね!

相手に選ばせて倒す!


■相手は自分自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
《U・S・A・BRELLA》の選べない効果はあくまで「相手プレイヤーから選ばれない」という効果。
つまり相手自身で選ばせるタイプであればコスト4以下の呪文でも対処可能!
複数体出されたら思いのものを選んでくれる可能性はとてもひくくなるけど、それ以外の選べるクリーチャーたちを除去しまくって残り1体にしてやれば確定で破壊できるだろう!

全体除去で倒す!


■コスト3以下のクリーチャーをすべて破壊する。
《温泉 湯あたり地獄》のような全体除去は、対象を選ばずに全体に作用する効果だから、選べない《ウサブレラ》にもめちゃくちゃ有効!
この呪文の場合は自分のクリーチャーも吹っ飛んでしまうから注意!

倒し方まとめ

もうわかってもらえたと思うんだけど、完全オーラデッキにでもしない限り、《ウサブレラ》の対処法は結構な数がある。
だからこれまでのGRデッキ、そのままでは流石に厳しいかもしれないけど全然まだ戦える範囲だと思う!

・・・・・・・

けどやっぱり強いことには違いないけどねw
で、これなんでアンコモンなの?www

さぁこのカードは2020年3月28日(土)に発売予定の「十王篇 第1弾 切札x鬼札 キングウォーズ!!!」に収録!
新時代の幕開け!
禁断の多色が開放された世界に乗り遅れるな!!??

十王篇 第1弾 切札x鬼札 キングウォーズ!!!
(--%OFF)
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