【デュエマ】新能力・キリフダッシュの徹底解説【強すぎる!】

 

キリフダッシュ!

十王篇で登場するチーム切札の持つ新能力「キリフダッシュ」。

この記事ではその能力の解説を書いていきたいと思う!

んではスタートゥッ!!


新たな試み


■〔キリフダッシュ〕4(火・自然)(自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーが攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを4(火・自然)を支払って召喚してもよい)
キリフダッシュはデュエマは非常に珍しいメインステップ以外でマナを支払ってカードを使う能力。

通常、クリーチャーを召喚する場合は、自分のターンのメインステップでマナを支払ってバトルゾーンに出す。

対してキリフダッシュは、メインステップで使うはずのマナを温存し、既に出ているクリーチャーで攻撃してシールドブレイク、そしてその攻撃の終わりに「ブレイクしたかどうか」を条件に能力が発動!

このタイミングで普通のメインステップのように、マナを支払って召喚することが出来る!

つまり相手からしたら、「あと1枚シールドが残るから大丈夫だなー」と思っていたところに突如クリーチャーが召喚してくるから、守備のプランはズタボロ!

メインステップで出てこずに、ブレイクを条件に飛んでくる奇襲性。

それがこの「キリフダッシュ」の魅力の1つだ!!

ちなみにキリフダッシュを使わずに普通に召喚することもできるからね!(けどキリフダッシュ持ちクリーチャーはそれ経由で召喚したほうがお得なように作られてる)

「マナを余らせるプレイ」
う~ん、これは新しい!!

ブレイクならなんでも可

ブレイクは攻撃中のブレイクであれば、攻撃によるブレイクでなくてもいいぞ!

つまり攻撃時能力によるブレイクをして、攻撃そのものはブロッカーに止められてしまっても、それは「ブレイク」をしているので条件達成だ!


■このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクする。
なおそのブレイクは《The ジョギラゴン・アバレガン》のように、攻撃時能力で自分のシールドをブレイクしちゃってもオッケーだ!(キリフダッシュの条件は、誰のシールドと限定していない)

軽減効くの?


■自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
ご存知ジョーカーズ・クリーチャーの召喚コストを軽減するみんな大好き《ヤッタレマン》。

これで「キリフダッシュ」の際の召喚コストを軽減できるか?

これは「出来る」。

「キリフダッシュ」のような通常のコストと異なるものからカードを使うコストを「代替(だいたい)コスト」と言うんだけど、これにはしっかり軽減効果は適用されるから安心してほしい!


あ、《ドンドド・ドラ息子》のJOEを与える能力も有効だぞ!


■相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。
ちなみにコスト軽減が乗るのと同じように、コスト増加もしっかり適用されるぞ。

つまりキリフダッシュ呪文を唱える際、相手が《プーンギ》なんかを出していたら、その唱えるコストは1上昇してしまう!

S・トリガーにめちゃ強い


■〔キリフダッシュ〕4(火・自然)(自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーが攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを4(火・自然)を支払って召喚してもよい)
上でもちらっと書いたけど、キリフダッシュを使うタイミングは「攻撃の終わりに」のタイミング。

このタイミングは、例えばクリーチャーが攻撃してシールドブレイク、そしてそのシールドがS・トリガーだったのでそれを使って処理が終わったあと!このタイミング!

おっそろしいS・トリガー処理の後に使えるので、通常のように「メインステップで召喚したけどいきなりトリガー踏んじゃって、一瞬で破壊されて何にも出来なかったよー」という事にならないのが特徴!

またこのキリフダッシュ。

攻撃クリーチャーがS・トリガーなどで除去されても、その攻撃中になんらかの手段でシールドブレイクを達成してれば「キリフダッシュ可能」だ!


■自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、その攻撃中にそのクリーチャーがシールドを1枚以上ブレイクしていれば、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
これは《BUNBUN・ヴァイカー》の例に則っている。

つまりこれがどういうことかというとちょっと書くのが面倒だから察してもらう感じ、

この振る舞いは「その効果をもつ本体がどれなのか?」という視点で考えるとわかりやすい。

《ヴァイカー》の場合、自分の他のクリーチャーで攻撃してブレイクしてもGR召喚の能力は発動する。

つまりこの場合、効果を持つ本体は《ヴァイカー》であり、攻撃クリーチャーはそれを起動しにかかっているきっかけだ。


だから例えその攻撃クリーチャーがS・トリガーで除去されていても、その攻撃ステップの「攻撃終了サブステップ」は「ST→《クロック》」なんかでターンをぶっ飛ばされない限りやってくるので、《ヴァイカー》が「その攻撃でブレイクを達成していること」を認識していると、それは条件達成となるのだ。

戻って「キリフダッシュ」。

「その効果をもつ本体がどれなのか?」

これは当然手札にある「キリフダッシュ持ちのカード」で、攻撃クリーチャーはあくまできっかけだ。

よって攻撃クリーチャーが除去されていても、ブレイクさえ達成していれば「攻撃の終わりに」のタイミングでキリフダッシュ出来ることになる!

マナからキリフダッシュ


■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
マナから召喚することを可能にする《バングリッドX7》のようなクリーチャーがいる場合、これも「マナゾーンからキリフダッシュ」出来るぞ!

なぜならキリフダッシュを簡単に言うと、「特定条件を満たしたときに代替コストで召喚する能力」だからだ。

つまりタイミングや条件、代替えコストが特殊だけど、それ以外はいたって普通の「召喚」なのだ。

攻撃時能力で足す!起こす!

キリフダッシュをうまく使うコツは「攻撃時能力を駆使する」こと。


例えばこの《タイクタイソンズ》。
これが攻撃してマナゾーンにいるタップ状態の《メイプル超もみ人》とJチェンジした場合、《タイソンズ》はアンタップ状態でマナに置かれるから1マナ、《タイソンズ》がバトルゾーンを離れた効果でマナブーストして1マナ、更にチェンジした《もみ人》の登場時能力で1マナ。
こうすることにより合計3マナが未使用状態でマナゾーンに残り、攻撃がブレイク→キリフダッシュというとんでもないマナの最大利用の戦略が生まれてくることになるんだ!
(で、マナブーストが多色でタップインするんだよねwwwあるあるw)

だからこれからのキリフダッシュでは、攻撃時の能力などを含めて何個の未使用マナが増えるor帰ってくるのかを考えた上でメインステップでマナを使うことが非常に強く求められることになるだろう!

おお!!これは攻略しがいがあるううう!!

これまでは「攻撃時能力で増えたマナは次のターンまでは特に意味がない」という状況だったけど、キリフダッシュの登場によりその認識は一変する。


攻撃ステップで使えるマナを伸ばす能力は重宝されるようになることは間違いないだろう!


■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンのカードを5枚まで選び、アンタップする。
というわけで早くもマナを起こすクリーチャー《飛べ!イカロソくん》が登場だ!鬼か!

複数キリフダッシュ!


《イカロソ》を召喚して攻撃し5マナ復活させて(そしてブレイクして)、


《勝熱龍 モモキング》をキリフダッシュしたいんだけど、


■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。
あいにく相手のバトルゾーンには《奇石 ミクセル》が。

このままキリフダッシュすると《勝熱龍 モモキング》は《ミクセル》の餌食になってしまう・・・

そんなときはダブルでキリフダッシュしよう!!

攻撃してブレイク、そしてその攻撃の終わりに、


《モモダチパワー!!!》と、


《勝熱龍 モモキング》の2枚をキリフダッシュ宣言!!

これは好きな順番に使えるから、まず1マナを支払って《モモダチパワー》を唱える!
狙いは当然《ミクセル》!

そして《ミクセル》の破壊が終わったら宣言したもう1枚の《勝熱龍 モモキング》を5マナ支払ってキリフダッシュ召喚!

《モモダチパワー》で事前に《ミクセル》を破壊しておいたので問題なく着地完了!

となるわけだ!

キリフダッシュは、攻撃の終わりのタイミングで使いたい分、その全てをしっかり相手にも見せて宣言しよう!

1枚だけ宣言して、それを使った後に更にもう1枚追加で使う!なんてことは出来ないぞ!

※「攻撃の終わり」のタイミングは1点のみ、ここでキリフダッシュしたいカードは全て見せて宣言する。
※宣言はマナが足りる足りないに関わらず行える。
※《ボルシャック・ドギラゴン》などの革命0トリガーと異なり、宣言して「やっぱや~めた」も可能。(これは「多分」だけどねw)

解決は好きな順で

実はキリフダッシュ召喚は手札で誘発してる効果だから、その他の誘発効果も含めて好きな順番で処理することが出来るんだ!


■<キリフダッシュ>2(自然)(自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーが攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを2(自然)を支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
例えば残りのマナは3つの状態でシールドブレイクしたとしよう。
そして手札には《モンキッド》が2枚。

こんなときは、攻撃の終わりにその2枚ともを宣言してしまおう!

普通に考えると《モンキッド》のダッシュコストは2だから、2×2で4マナ必要で残り3マナだと使うことが出来ないんだけど、以下のようにすれば問題なく使うことが出来る!
  1. 攻撃の終わりに2枚の《モンキッド》を手札から公開して使用宣言。
  2. まず1枚目を2マナ払って(この中に自然のマナが含まれてないとダメだよ)ダッシュ召喚!
  3. 1枚目がバトルゾーンに出て、登場時能力が誘発する!
  4. 次に2枚目を召喚する前に、1枚目の登場時能力を先に処理!
  5. 1マナブースト!(これで残り2マナに復活!)
  6. そして2枚目をダッシュ召喚!
  7. 2枚目がバトルゾーンに出て、登場時能力が誘発!解決してさらに1マナブースト!
と、こんな感じで処理すれば、実に美しくダッシュコンボが決まっていくってわけなんだ!

このようにキリフダッシュも登場時能力もすべて「誘発型効果」だから、宣言しておいたものを一旦後回しにして先に登場時能力を解決するなんてことも可能なんだ!

デュエマにおいて「誘発型効果」は好きな順番で使うことが出来るからこそ出来る技だね!

※ちなみにこの技は複数枚宣言した《ボルシャック・ドギラゴン》でも使えるテクニックだよ!覚えておいて損はなし!

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さぁ、キリフダッシュの使いかた、わかったかな?
十王篇に向けてガンガンに覚えて新時代の到来に備えよう!




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