カード詳細
名前 :終末の監視者 ジ・ウォッチよみ :らぐなろく じ・うぉっち
タイプ:クリーチャー
文明 :水
パワー:12000
コスト:10
種族 :アウトレイジMAX
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、または攻撃する時、クリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または相手が呪文を唱えた時、ターンの残りをとばしてもよい。
※カード画像をタップすると駿河屋で価格チェック出来ます
絶対王者!! デュエキングパック | |
[※注意※ 割引率は変動します] |
|
[※注意※ 割引率は変動します] |
お前は(ほとんど)何も出来ない
デュエキングパックに《クロック》の亜種が登場だ!例によって「ターン」にまつわる能力を持つスンゴイ1体!
その名も!!
《終末の監視者 ジ・ウォッチ》!!
(らぐなろく じうぉっち)
基本能力
まず基本能力をチェック!タイプ:クリーチャー何と言ってもコストが10と巨大!
文明 :水
パワー:12000
コスト:10
種族 :アウトレイジMAX
■T・ブレイカー
それに対するパワーが12000というのは見合っているのかどうかで言うと、ちょっと少ない気もするけど保有能力の方向性的に仕方ないかもしれないね!
あと、T・ブレイカーを保有しているのも見逃せない。
詰めの役割としても働く1枚だから、攻撃出来るというのは大きいよね!
そして種族はアウトレイジMAX!
様々なサポートカードを持つ優秀な種族だ!
種族:アウトレイジMAX!
ちょっと先に種族の話。
《ジウォッチ》の種族は「アウトレイジMAX」なんだけど、
例えばこの《秘密結社アウトレイジ》の様に、「バトルゾーンに自分のアウトレイジがあれば・・・」のような形式で種族の条件を求めてくるカードが色々ある。(どこにも書いてないけどこの表記のスタイルは種族を指すよ!)
「アウトレイジMAX」は「アウトレイジ」なの?と疑問に思うかもしれない。
結論から言うと「アウトレイジMAX」は「アウトレイジ」指定のサポートを受けられる!
例えば上の場合だと種族の指定で「アウトレイジ」と指定されているので、種族の名前の中に「アウトレイジ」と含まれていればオッケー!
で、「アウトレイジMAX」は「アウトレイジ」を含んでいるのでサポートの対象になるというわけだ!
逆に種族の指定で「アウトレイジMAX」とされているものだと、もちろん「アウトレイジMAX」はサポート対象だけど、「アウトレイジ」は「アウトレイジMAX」を含んでないのでサポート対象外となる!
まぁアウトレイジMAXサポートなんて1枚もないんだけどね!w
他、わかりにくい例でいくと「ドラゴン」サポートに対する「ドラゴンギルド」。
これも「ドラゴンギルド」の中に「ドラゴン」を含んでいるのでサポート対象となるぞ!2体バウンス!
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、または攻撃する時、クリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。まずは《ジウォッチ》の登場時&攻撃時能力も搭載!
出た時、攻撃する時それぞれでクリーチャーを最大2体まで選んでバウンス(手札戻し)するぞ!
これは相手のクリーチャーだけでなく自分のクリーチャーにも使えるぞ!
ただ、登場時の方は召喚によってバトルゾーンに出た時にしか誘発しないことに注意!
だから《凶鬼34号 バッシュ》と、
《魔龍バベルギヌス》(1枚制限カード)を使ったいわゆる「バッシュギヌス」などの召喚ではない方法で出しても、2体バウンスの登場時能力は動かないぞ!
(この方法だと最速3ターン目に《ジウォッチ》を出せるよ)
踏み倒し能力は大体召喚ではなくて単に「バトルゾーンに出す」になっているんだけど、
稀に《イッツ・ショータイム》のような召喚扱いのものもあるから色々探してみてね!
♪くろまめ効かぬよ、くろまめ効かぬよ
このクリーチャーの登場時能力のテキストは、■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、または攻撃する時、クリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。となっているから、
《黒豆だんしゃく》の、
■相手の、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのクリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く。この相手のクリーチャーをマナ送りにする能力に引っかからないぞ!
あくまでこの能力が引っ掛けるのは「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」という能力を持っているクリーチャーのみ。
「■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時」は微妙にテキストが違うから対象にならないというわけだ!
さぁ次がメイン能力!!
ターン終わり!
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または相手が呪文を唱えた時、ターンの残りをとばしてもよい。この能力が凄まじい!!
自分のターン、相手のターン問わず、相手がクリーチャーを出すか呪文を唱えたらそのままターン終了してしまうというロクデモナイ能力だ!w
大人気の元祖《クロック》はシールドトリガーから登場して相手のターンを飛ばすのが主な役目だったけど、今度は相手の攻撃ではなくクリーチャーの登場と呪文をきっかけにターンを強制終了!
しかもこれ、任意効果なのが実は大きい!
実際この効果を使うと次のような感じになるよ。
- 相手のターン、相手がクリーチャー1体を召喚したらターンエンド!
- 相手のターン、オーラを使ってGR召喚したらターンエンド!
- 相手のターン、呪文を唱えたらターンエンド!
- 自分のターン、相手がS・トリガーから上のようなクリーチャーを出す、あるいは呪文を唱えたらターンエンド!
クロスギア、城、フィールドなんかには対応してないけど、呪文とクリーチャーを止められるのはかなり痛い!!
ただし、本年度のメインギミックのひとつオーラ。
これを使った時、GR召喚をせず、どこかのGRクリーチャーに追加ライドンする場合は全く効果は誘発されないことに注意だね!
(逆に言うと、しっかりコントロールしてGRを全部除去していれば相手は必ずGR召喚しないといけなくなるよね。)
具体的な処理の仕方
このターン飛ばし効果はきちんとルールを理解して処理しないと勝敗まで大きく変わってしまうような性能を持っているから、ここでいくつか例を挙げてそれぞれのケースでどの様に処理されるのかを解説するね!※以下の例は全てコチラに《ジウォッチ》がいるものと思ってね
例)自分のターンに相手がニンジャした
コチラのターン、自分のクリーチャーで攻撃をした際にそれを阻止せんと、相手はニンジャストライクを使って《怒流牙 サイゾウミスト》を出してきた。
この時、《サイゾウミスト》の登場により当然《サイゾウミスト》本人の登場時能力が誘発すると同時に《ジウォッチ》の能力も誘発。
ターンプレイヤーはコチラなので同時誘発した場合、こちらが先に処理できる。
《サイゾウミスト》の能力で山札回復、盾追加などをやられたくないので《ジウォッチ》で自分のターンを強制終了!
そうするとせっかく誘発した《サイゾウミスト》の効果は解決されず捨てられて、またターンの終わりに《サイゾウミスト》は山札の下に戻ることも出来なくなる。
先に処理できるという利点を活かして、不味そうなものはターン飛ばしてなかったコトにできる!
例)自分のターンにST獣が出た
自分のターンにクリーチャーで攻撃して相手の最後のシールドをブレイクをしたらスーパー・S・トリガーが凶悪な《撃髄医 スパイナー》が出た。
この時《スパイナー》の登場により《スパイナー》と《ジウォッチ》の能力が誘発。
能力の処理順は上と同じくターンプレイヤーである自分が先。
SSTーこのクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト4以下のクリーチャーを好きな数、自分の墓地からバトルゾーンに出す。《スパイナー》のこんな能力使われたらシャレにならないので《ジウォッチ》でターンを飛ばした。
挽回不可能なほどマズイことが起きるのであれば《ジウォッチ》で自分のターンを終わらせて相手にターンを渡してしまおう!
例)自分のターンにST呪文を唱えられた
自分のターンにクリーチャーで攻撃して相手のシールドをブレイクをしたらST呪文《ナチュラル・トラップ》が出てきて唱えられた。
この時呪文を唱えたことにより《ジウォッチ》の能力が誘発。
しかし上記までの例と異なり、呪文の処理は誘発能力より先に行われる!
《ナチュラル・トラップ》の効果で《ジウォッチ》はマナに送られた。
《ジウォッチ》はもうバトルゾーンに居ないけど、効果は誘発しているので「ターン飛ばし」は使うことが可能。
ターンを飛ばした・・・
呪文は使われてしまうんだよね、どうしても。
※両方のプレイヤーが同時に呪文を唱えたのであればその解決順はターンプレイヤーが先になるよ
例)自分のターンにSTオーラが出た
自分のターンにクリーチャーで攻撃して相手のシールドをブレイクをしたらS・トリガーから《*/弐幻ニャミバウン/*》が出た。
相手はこのオーラを使用してGR召喚を行った。
GR召喚してバトルゾーンにGRクリーチャーが出た瞬間に《ジウォッチ》の効果は誘発。
しかしオーラはGR召喚した場合、その召喚したものにオーラを付けるまでが処理なのでここには《ジウォッチ》の処理は割り込めない。
《ニャミバウン》を付けた事により、バウンスの効果が誘発。
ここで待機中の処理は《ジウォッチ》のターン飛ばしと《ニャミバウンス》のバウン。
ターンプレイヤーはコチラなので対している誘発効果は、こちらが先に処理できる。
バウンスされたくないのでターンを飛ばした。
例)自分のターンに複数のSTが出た
自分のターンにクリーチャーで攻撃して相手のシールドをW・ブレイクをしたら《青守銀 ルヴォワ》が2体S・トリガー。
相手はこの2枚を使用宣言。
まず1枚目をS・トリガーによりコストを支払わずに召喚しバトルゾーンに出した。
ここで《ジウォッチ》と《ルヴォワ》の効果が誘発。
次に2枚目を召喚してバトルゾーンへ。
同じく《ジウォッチ》と《ルヴォワ》の効果が誘発。
S・トリガーの処理は以上で全て終了したので、次に待機中の効果の処理に移る。
この時待機中の処理は《ジウォッチ》が2回、《ルヴォワ》がそれぞれ1回ずつ。
《ジウォッチ》でターンを飛ばした。
《ルヴォワ》の効果は消えた。
S・トリガーの処理に誘発効果は割り込めなくて、全部のS・トリガー処理が終わってからの解決になるよ!
例)自分のターンに相手のコマンドが出た
自分のターンにクリーチャーで攻撃して相手のシールドをブレイクをしたら《熱血龍 バトクロス・バトル》がS・トリガーで出た。
この時、火のコマンドである《バトクロス・バトル》の登場により《ジウォッチ》の能力が誘発。
しかし相手はドキンダムを使っていたので、
状況起因処理により《禁断~封印されし X~》から最後の封印を取り除く処理を先んじて行った。
全ての封印がなくなったので《禁断~封印されし X~》の禁断開放が誘発。
この時《ジウォッチ》と禁断開放の2つが処理待ち。
ターンプレイヤーはコチラなので誘発効果は、こちらが先に処理できる。
禁断開放されたくないのでターンを飛ばした。
これ以降、《禁断~封印されし X~》が禁断開放する瞬間は永久に訪れない・・・
このカードが置物あるいは漬物石?になった瞬間である・・・
例)相手ターンになんか出た
相手のターンに相手が《ギュウジン丸》を1マナで召喚。
《ギュウジン丸》の登場により、その登場時能力とコチラの《ジウォッチ》の能力が同時に誘発。
ターンプレイヤーは相手なので同時誘発した場合、相手が先に処理できる。
相手は《ギュウジン丸》の効果で、コチラの全てのクリーチャーを山札送りにした。
合計7体山札に戻されたので、その効果により相手は勝利した。
とにかく相手ターンだと、相手に登場時能力などの誘発効果は全て使われてしまうってことだね!
それでもその効果が終わったらターン飛ばし出来るから超強いんだけどね!(ギュウジン丸は例外中の例外)
完全ロック包囲網
《終末の監視者 ジ・ウォッチ》を使うにあたって、相手の動きをロックしていく包囲網を築いていくにはコイツらが適任だ!
除去耐性《龍装者 ジスタジオ》
パワー12000以上のクリーチャーがバトルに負ける以外の理由でバトルゾーンから離れなくなる。
とにかく除去に強くなる!
呪文&フィールドロック《古代楽園モアイランド》
相手の呪文とフィールドを完全に禁じる。
悪魔だよ、悪魔。
登場時能力ロック《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》
クリーチャーの登場時能力をかき消す。
もうメチャクチャ。
GR&オーラロック《暴走龍 5000GT》
GR召喚とオーラを一切許さないマン。
一切許さない・・・
ニンジャ&革0ロック《悪魔神 バロム・クエイク》
ニンジャだの革命0トリガーだのS・トリガー獣だのの、コストを払っていないものを置き換え効果でかき消す・・・
やりすぎ・・・
ターン飛ばし強化《完全不明》
相手は相手のターンにマナチャージしたらターン終了。
何かしらカードを使ったらターン終了。
ターン終了・・・ターン終了・・・ターン終了・・・
ここまでやる必要ある!?
・・・・・・・
最後の「完全ロック包囲網」は冗談だけどw、《終末の監視者 ジ・ウォッチ》を交えた処理の手順はとても大事なポイントだから、ちょっとやりかた不安だなぁっていうキミはしっかり家マの記事で覚えていってね!
さぁ、このカードは7月20日(土)に発売予定のEX弾「絶対王者!! デュエキングパック」に収録予定だ!
0 件のコメント :
コメントを投稿