最速とは
《"轟轟轟"ブランド》などによる最短勝利・・・しかし巷を賑わすのは常に「最短」の「勝利」のみ・・・(当たり前)
しかし!
最短の敗北を目指したって良いじゃないか!!
(よくねーよ!!)
これはそんな漢達の、
デュエル開始前
猿メン(以下猿)「スゴイデッキが出来てしまったので、これからそれを見せたいと思います」息子(以下息)「(あ、また変なん作ったんか・・・)いいよ、こいよ」
猿「おまえこれ決まったら、コンボ。マジでしょんべんちびるで?」
息「(早く初めて早く終わろう)そうなんや」
猿「何がスゴイかというt」
息「はよやろ?」
猿「せ、せやな・・・」
・・・セットアップ・・・
息「ドキンダム使うんや(どうせダーツデリートやろ)」
猿「(にやり)」
息「・・・・はじめよ、じゃんk」
猿「先攻くれ」
息「は?」
猿「先攻くれ!!」
息「いやいやそんなんおかしいやん?スゴイコンボなんやろ?先攻でも後攻でも決めてくれんと」
猿「ちゃうねん!これはちゃうねん!!先攻やないと輝かへんねん!!頼む!デッキが先行を求めてるねん!」
息「わかったわ、ジュース1本、じゃあそっち先行で」
猿「シャアアア!!あれ?」
1ターン表
猿「ドロー!」
息「おいおいおいおいおい」
猿「あ、しもた、見てへんから戻すわ、すまんなw」
息「なんなん?」
猿「すまんすまん、はい、マナセットして1マナで」
猿「ラッキーダーツ!(ドヤァ」
自分のシールドを1枚相手に選ばせ、見る。それが呪文であればコストを支払わずにすぐ唱えてもよい。唱えない場合やそのカードが呪文でない場合、元の場所に戻す息「(やっぱりダーツデリートやん)・・・・・はい、じゃあこのシールド」
ペラッ・・・
猿「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
息「(クランヴィアルートか)」
猿「しゃらあああああああ!!!」
猿「《ギーコギルス》を手札から召喚!」
バシィーーーーッン!!!
息「あ、《ヘブフォ》は召喚ちゃうで、バトルゾーンに出すやで」
猿「え?いや、いまそんなんどうでもいいやん?分かってるよ、分かってるやん?」
息「いや、いつもルールにはうるさいからちゃんと言うとかなあかんかな?って」
猿「あ゛あ゛あ゛あ゛!なんやねんこんな時に!わかったわ!言い直すわ!」
猿「《ラッキー・ダーツ》の効果により相手プレイヤーが指定したシールドから《ヘブンズ・フォース》が出てきたのでこれを唱えます。続けてその効果で手札からコスト4以下である《ギーコギルス》をバトルゾーンに出します。」
息「(ちゃんと言い直すんや・・・・・)」
猿「これでええか?(ピキピキ」
息「いやオレははじめからどっちでも良かったんやけどね」
猿「シヴァアアアク!!」
息「で、これなに?初めて見るねんけど?すごいパワーやな。出た時能力は?」
息「・・・は?」
猿「ターンエンド」
息「・・・え?」
息「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
息「負けやんwwwwwお父さん負けやんwwwwwwwwwwwwww」
猿「(全力ドヤァ中)」
息「アホすぎるwwwwwなんやこれwwwwwww」
猿「スゴイやろ?これが理論上最短敗北ルートや、勝つ方ちゃうぞ、負けを狙うっちゅう最短や」
息「わけわからんwww意味ないしwwww」
猿「意味?お前はカードゲームに意味なんてあると思ってるんか?」
息「え?」
猿「けどまぁ意味が無いこともないか、今現にあったしなwww意味www」
息「???」
猿「ちゅうわけで、
負けました!
ってなもんや」
息「ちょwwwこれダーツ4積みやんwwwwwちゃうwww6積みやwwww最短記録更新やろwwww」
猿「ぶははははははははwwww」
息「あとジュース忘れてないやんな?」
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