《タマタンゴ・パンツァー》で敵獣沈黙!【条件付きS・トリガー】

 

詳細

名前 :タマタンゴ・パンツァー(たまたんご・ぱんつぁー)
タイプ:クリーチャー
文明 :自然
パワー:12000
コスト:8
種族 :グランセクト
■T・ブレイカー
■バトルゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■相手のクリーチャーが攻撃する場合、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
■自分のマナゾーンにパワー12000以上のクリーチャーが5体以上あれば、シールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。


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「ゲイル先生ぇぇぇぇーーー!!早く来てくれぇぇーーーー!!」

グランセクトデッキを握りしめるプレイヤー(グランセクター)であれば誰しもが心で叫ぶこのセリフですが、彼の到着までの時間を稼ぐには、この《タマタンゴ・パンツァー》が最適です。

条件付きS・トリガー

《タマタンゴ・パンツァー》はやや珍しい能力、「条件付きS・トリガー」を持っています。
これは条件を満たしていればS・トリガーを持っているものとして扱われるようになる能力で、大抵のカードは普通のS・トリガーカードより強力に設定されています。

その「条件」というものは各カードごと個別に設定されています。
その多くは「自分マナゾーンに〇〇のカードが○枚以上あれば」といった感じのマナゾーンに関する条件で例えば次のカード、



《金色目 ポラリス》であれば「自分のマナゾーンに光または自然のカードが7枚以上」でS・トリガーを持つようになります。

さて肝心の《タマタンゴ・パンツァー》はと言いますと、
■自分のマナゾーンにパワー12000以上のクリーチャーが5体以上あれば、シールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
と条件が設定されております。

マナに12000以上が5体以上!

普通であればこんなとてつもない条件はクリア不能級ですが、そこはチーム「デッカイーズ」、グラセクトを主としたデッキであればマナに5枚のパワー12000超を並べることなど造作もありません。
多くのグランセクトクリーチャーのパワーは12000以上に設定されているからです。

逆に言うと「力こそパワー」を信条とする「デッカイーズ」以外ではこの《タマタンゴ・パンツァー》は輝きません。
普通のデッキではパワー不足で残念ながら条件を満たすことが難しいでしょう。

力で繋がるトモダチの輪



グランセクトは種族の代わりに「パワーが12000あるかどうか」でシナジーを形成します。
つまり彼らにとっては、

パワー=トモダチの証

となるのです。

彼らは色が合い、パワーが12000以上であれば誰とでも友だちになれる可能性を秘めています。

例えば上のコスト20、パワー23000の《逆襲の支配者 ニュー・ディアボロス》であれば多色の中に自然が入ったクリーチャーなので、



この《メガロ・カミキュロス》からタダで出してしまうことも可能です。
カミキュロスのタダ出しの条件は「自然」「パワー12000以上」「進化でない」。
見事全てクリアです。

目標ロック・・・!!

クリーチャーが攻撃する際、相手のバトルゾーンに《タマタンゴ・パンツァー》がおり、なおかつそのタマタンゴを攻撃目標として選べる状態の場合、そのクリーチャーは攻撃目標にタマタンゴしか選ぶことが出来なくなります。

クリーチャーの攻撃目標を制限する凄まじいロック能力です。

これは12000に満たないパワーのクリーチャーに対し「攻撃したら死ぬ!」状態に追い込んでおり、ビートジョッキーなどの小型を並べるデッキに対して強烈に突き刺さります。

相手のデッキに除去カードが搭載されていないのであれば、このタマタンゴ1体で詰んでしまう事態も起こりえます。


天敵「ガンバトラー」



《ガンバトラーG7》は《タマタンゴ・パンツァー》を搭載したデッキの天敵です。

《ガンバトラーG7》は自分のジョーカーズクリーチャーを、バトルゾーンに出て直ぐに相手プレイヤーを攻撃できるようにする能力を持っています。

ちょっとややこしいのですが、実はこれ、召喚酔いのまま攻撃を行っており、攻撃できるのはあくまでこの《ガンバトラーG7》の能力によるものです。
で、その能力が「相手プレイヤーを攻撃できる」と言っているのでクリーチャーには攻撃出来ません。

これがタマタンガーには大問題です。
ちょっともう一度能力を見てみましょう。
■相手のクリーチャーが攻撃する場合、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
「相手クリーチャーは可能ならタマタンゴを攻撃する」とのことで、《ガンバトラーG7》の「召喚酔いのまま相手プレイヤーにのみ攻撃を可能にする」能力の場合、そもそも攻撃対象にタマタンゴは選べません。
結果、タマタンゴの攻撃目標ロックは動作せず相手クリーチャーは普通にプレイヤーに対して攻撃を行うことが出来てしまいます。

他にもこの能力をもったクリーチャーが数体います。
その中でもこれは出てくるタイミング的にも、ブレイク数的にも最悪です。


《超特Q ダンガンオー》

ジョーカーズのこの能力はバトルゾーンに出たターンのみですので、召喚酔いが解けた次ターン以降はタマタンゴのロック能力が有効になる点に注意してください。

GWD?よくわかんない!



ちょっとこの《“乱振”舞神 G・W・D》の能力と、タマタンゴの能力を並べてみてみましょう。

GWD
■このクリーチャーは可能なら毎ターン相手プレイヤーを攻撃する。
タマタンゴ
■相手のクリーチャーが攻撃する場合、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
矛盾でYes!やっやこしい状態になっております。

かたや「可能なら相手プレイヤー」、かたや「可能ならこのクリーチャー」。
実に相反する事を言っているように見えます。

結論から言いますと、GWDとタマタンゴ(タップ状態)が場におり、GWDが攻撃をする場合、その攻撃目標に選べるのはタマタンゴのみです。

GWDは「可能なら相手プレーヤー」という攻撃の制約なのですが、そもそも彼はスピードアタッカーなので、いつでも出たターンでも本来はクリーチャーに攻撃できる筈なのです。
それが祟ったのか、誘惑(?)に負けたのか、彼が攻撃できるのはタマタンゴのみと相成りました。

負けちゃう!裏技デスマッチ!!

みんな大好きぐらんジャイアント・インセクトの《デスマッチ・ビートル》とこの《タマタンゴ・パンツァー》を組み合わせると非常に良い効果を発揮します。

これは大会で使える状況なのにあんまり使う人がいないことから、ひょっとして皆さん・・・・

《デスマッチ・ビートル》がガードマンの能力持っているの忘れてちゃったりしてませんか?

私がこれを使うと大抵の人の第一声は、「えっ?」ですから・・・
コスト踏み倒しメタの面が大きく、どうしても忘れがちなんでしょうね。

タマタンゴがパワー12000を超えるクリーチャーから攻撃される際、これを破壊されるのは忍びないので《デスマッチ・ビートル》でガードマンしてやりましょう。
これでたとえ《デスマッチ・ビートル》がやられてしまっても、1発分プレイヤーへの攻撃を阻止することが出来ます。

最後に

非常に愛らしい見た目に反して、強烈な攻撃ロック能力を保有するこの《タマタンゴ・パンツァー》。
結果を残しているグランセクトデッキには高確率で搭載されています。
実はT・ブレイカーなので打点の確保にも繋がるのが意外と大きかったりもします。

グランセクトをこれから始めようと思っている皆さん。
《タマタンゴ・パンツァー》を一度使うとその魅力に、堅牢さの虜になってしまうかもしれませんよ~
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