詳細
名前 :堕魔ヴォシンバ(だーまぼしんば)タイプ:クリーチャー
文明 :闇
パワー:3000
コスト:4
種族 :マフィ・ギャング/魔導具
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
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発売まであと1週間となった「デュエル・マスターズ ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」より《堕魔 ヴォシンバ》。【予約受付中】デュエル・マスターズ ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ、5月19日発売!!
4コストでクリーチャー破壊だ!
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。このクリーチャーを4コストでバトルゾーンに出し、自分のクリーチャーを1体破壊したら、相手に自分のクリーチャー1体を破壊させるように迫ります。
この双極篇第1弾に収録された《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》のクリーチャー側と非常に似ていますが、よく読むと微妙に大きく異なります。(壊滅的日本語)
並べて見てみましょう。
ヴォシンバ
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
ビシャモンそうです。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
ヴォシンバは任意であることに対し、ビシャモンは強制です。
当然選択肢がある方が能力として優秀、上位で有ることは当然でありますし、任意能力ということはヴォシンバが「魔導具」であるという事を考えると非常に大きいと言えます。
それは無月の門の素材に不必要な破壊を伴わず活用できるからです。
自分で選ばないということ
相手のクリーチャーを自分で選ぶのではなく、相手に選ばせるという事に「なんか弱い」「使いにくい」と感じる方もいるかも知れません。実際にそういった面はあります。
破壊したいクリーチャーをピンポイントでやつけられないのは不便です。
しかし、この手の効果に慣れた人であればもう分かっていると思います。
「自分で選ばない」ということは実は「相手に自分で選べないクリーチャーを選ばせる事ができる」という事でもあるのです。
その自分で選びたいけど選べない、けど破壊したい代表格がこちら、
アンタッチャブル(※)持ちのコスト踏み倒しメタ、《異端流し オニカマス》です。
※アンタッチャブル・・・呪文やクリーチャーの効果で対象として選べない能力のこと、呪文でだけ選べないなどのバリエーションも有る。
闇文明であればリアニメイト(※)が豊富ですので、この《異端流し オニカマス》は目の上のたんこぶです。
いくら墓地から蘇生させてもこれがいる限り、すぐに手札に戻ってしまうからです。
※リアニメイト・・・re-animate、アニメイトで魂を吹き込むという意味、それに「Re」を付けたので再生、再誕、復活のような意味になる。
また、次のような選んでしまったらゲームオーバーになってしまうようなクリーチャーの撤去にも有効です。
《レッド・ABYTHEN・カイザー》は呪文やクリーチャーの能力で相手に選ばれた際、相手のマナゾーンのカードを全て墓地に送り込んでしまうとんでもない能力を持っています。
しかしこのような相手でも、自分で対象を選ぶのではなく相手に選ばせるのであれば、その能力は発動せず、安全に撤去することが出来ます。
この手の効果を持ったクリーチャーはいくつかいますが、攻撃の対象として選ぶ場合はその能力は発動しません。
あくまで呪文やクリーチャーの能力で選んだ場合のみ能力が発動します。
マッハファイター最高。マッハファイターでは発動しません。あれは攻撃可能範囲の広い「ただの攻撃」だから。
GWDのような「バトルする」能力はダメ。あれは攻撃じゃなくて対象を選んで「バトルする能力」=「クリーチャーの能力」です。
相手に選ばせる利点にピンと来ていない方も、上記のような例でその利用法がお分かりになられたのであれば幸いです。
鏡のお方と相性良すぎィ!
《堕魔 ヴォシンバ》は、この墓地の魔導具を1ターンに1回まで召喚できる《堕魔 ヴォーミラ》と最高の相性です。
《堕魔 ヴォーミラ》がバトルゾーンにいるのであれば、まず手札から《堕魔 ヴォシンバ》を召喚して《堕魔 ヴォシンバ》自身を破壊して相手にも1体破壊させ、マナが残っているなら今しがた自分で墓地に落ちていった《堕魔 ヴォシンバ》を《堕魔 ヴォーミラ》の力で再度墓地から召喚して先ほどと同じように
自分のバトルゾーンに、
《一番隊 バギン16号》や、
《堕魔 ヴォガイガ》などの魔導具の召喚コストを下げるシステムクリーチャーがいる場合は、例えばバギン1体、ヴォガイガ1体がいると、魔導具の召喚コストは2下がるので、わずか2マナで1ターンあたりヴォーミラがいる数だけ「相手に選ばせる確定除去」を行えるようになるのです。
そもそもです、そもそもですよ!?
上の項で「相手に選ばせる利点」と書きましたが、相手のクリーチャーが1体しか居なかった場合どうでしょう?相手に選ばせることに変わりはないのですが、そもそも1体しかいないので相手に選択の余地はありません。
《堕魔 ヴォシンバ》と《堕魔 ヴォーミラ》、そこにコスト軽減。
この組み合わせは強烈なまでの驚異となるでしょう。
破壊時効果に気をつけて!
破壊時や、墓地に置かれた時に威力を発揮するクリーチャーが居ます。
上の《爆撃男》もその1つです。
「相手に選ばせる破壊」の場合、この手のクリーチャーがいれば相手は真っ先に破壊対象に選んできます。
そうするとこちらに被害が及ぶことは間違いないので、状況をよく見極めることは大切でしょう。
意味ないじゃん?鉄壁じゃん?
相手がこの《光器パーフェクト・マドンナ》のような、破壊されない効果を持っている場合は気をつけてください。
《堕魔 ヴォシンバ》の効果で相手がクリーチャーを選ぶ際、このような破壊への耐性をもっているクリーチャーを選べば、実質何も破壊されず安全にかわされてしまいます。
最後に
このクリーチャー、ハッキリいってめちゃくちゃ便利、強いです。
息子しかスタートデッキを予約してないのですが、私、猿メンも今から注文しようかと思っているくらいです。
こういったトリッキーな動きが出来るのも闇文明全体としての特徴で、カードゲームの妙が味わえるカードではないかなと思います。
いやーどうしよう、買おうかな。(まだ言ってる)
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