詳細
名前 :ドープ "DBL" ボーダー(どーぷだぶるぼーだー)タイプ:クリーチャー
文明 :火
パワー:4000
コスト:4
種族 :ビートジョッキー
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップし、そのターン、このクリーチャーのパワーを2倍する。その後、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
■このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。
※カード画像をタップすると駿河屋で価格チェック出来ます
「あー、相手クリーチャーを一掃してー」
そんなあなたにはこれ!
《ドープ "DBL" ボーダー》!!
軽い!強い!
コストが4と比較的軽く、ビートジョッキーなので《1番隊 チュチュリス》やみんな大好き《ダチッコ・チュリス》の軽減能力を使えば相当小さいコストで召喚出来てしまうこの《ドープ "DBL" ボーダー》。
素のコスト4に対してパワーは4000とかなり大きいパワーを持っています。
何も能力を持っていないクリーチャーであれば、コスト4のパワー4000は驚くことではないのですが、この《ドープ "DBL" ボーダー》は違います。
多くの優秀な能力を持っていてなおかつパワーが4000なのです。
さすがSR(スーパーレア)です。
色々付きすぎィ!!
■スピードアタッカースピードアタッカーは極一部の例外を除き火文明特有の能力になっています。
召喚してすぐに攻撃できるのは当然大きな利点ですね。
《無限掌》+αを内蔵
■このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップし、そのターン、このクリーチャーのパワーを2倍する。その後、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。《無限掌》という呪文があるのですがこれは「このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。」という能力をクリーチャーに与えますが、なんと《ドープ "DBL" ボーダー》はこの呪文と同じ効果を初めから持っているのです。
しかもとんでもないおまけが2つ付き。
特大おまけ1:バトルで勝つとパワーアップ!
上記の「バトルに勝ってアンタップする」となんと・・・パワーが2倍になります!初めのパワー4000の時にバトルに勝つと、4000×2でパワー8000。
さらに8000の状態でバトルに勝つと驚きのパワー16000!
以降、32000、64000、128000・・・とバトルで勝つ度に倍化していきます。
ややこしいぱわぁけいさん
ちなみにこのパワーアップの計算にはちょっと癖がありまして、パワーをプラスあるいはマイナスする効果がある場合、まず元のパワー4000に対して加減算を行ってから倍化させていきます。具体的な計算式は、以下のようになります。
現在パワー=(元のパワー+加減算するパワー)×2バトル勝利数基礎パワーに対してパワー加減算を行い、それにバトル勝利数が指数の2の累乗をかけて積を求めます。
バトル途中でパワー加減算が発生すると非常にややこしいのですが、これは致し方ありません。計算しましょう。
以下はバトルに勝利しながら殉職するドープ氏の例です。なんじゃこりゃああ!!
1戦勝利後
4000×21=8000
2戦勝利後(爆撃男を撃破)
4000×22=16000
勝利後、爆撃男の効果でパワーを-2000
(4000-2000)×22=8000
3戦勝利後
(4000-2000)×23=16000
4戦勝利後(爆撃男を撃破)
(4000-2000)×24=32000
勝利後、爆撃男の効果でパワーを-2000
(4000-2000-2000)×24=0
パワーが0になったのでドープ氏、無事死亡
つまりどれだけパワーが上がっていても、4000以上のパワー低下を受けるとぽっくり逝ってしまうという事を覚えてください。
バトル時にパワーを-4000する《死神術士デスマーチ》にはくれぐれもお気をつけて・・・・
特大おまけ2:オレ死なないからね!!(かわりに誰か死んで?)
■このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。《ドープ "DBL" ボーダー》は破壊される時に、自分の他のクリーチャー1体を犠牲にして破壊を免れることが出来ます。(とんでもないやつだなこんにゃろう)
非常に場持ちの良いクリーチャーになれます。
パワー低下で死んだんですけど!!??
パワー低下により「パワーが0以下になり破壊」される場合に、この身代わりで他を犠牲にして生き残る能力は・・・・使えます。しかしその場合、
「ドープがパワー0で破壊!」と何体破壊してもやっぱりドープのパワーが0なので結局破壊されてしまいます。
「身代わりで他1体を破壊!」
「やっぱりドープがパワー0で破壊!」
「身代わりで他1体を破壊!」
「やっぱりドープがパワー0で破壊!」
《一なる部隊 イワシン》のように墓地や置かれることや、他の破壊されることで能力を発揮するクリーチャーがいる場合はついでに破壊していってもいいですが、基本的には素直にドープを破壊することになります。
それでも私は、生きたいと思った。
もし《ドープ "DBL" ボーダー》がパワー低下で破壊される時、バトルゾーンに《“烈怒” ギアスター》(キズナ能力で破壊されないようになれる)などの「置き換え効果ではない破壊されないクリーチャー」を犠牲にすることで「辛うじて」「パワー0のまま」、バトルゾーンにとどまることが出来ます。
仕組みはこうです。
「ドープがパワー0で死んだ!」
「ギアスターを犠牲に!」
「ギアスター破壊耐性で破壊を回避!」
「身代わりでドープの破壊を回避!」
「しかしやっぱりドープがパワー0だから死んだ!」
「それでもギアスターを犠牲に!」
「やっぱりギアスターは破壊耐性で破壊を回避!」
「またまた身代わりでドープの破壊を回避!」
上の流れを無限に繰り返し結局破壊されず、
パワー0のままバトルゾーンに留まることになります。
そのまま、パワー0のまま、通常通りゲームを続行してください。
このように破壊されないクリーチャーがいれば、インチキ臭い素晴らしい生存能力を得ることが出来ます。
フィニッシュに置いておけ!
上記の破壊耐性より、このドープはフィニッシャーに適します。ダイレクトアタックまでにシールドを次々と破壊していく時、シールドトリガーでドープが破壊対象に選ばれても攻撃済みのクリーチャーを身代わりにすれば、ダイレクトアタック用にドープを温存してやることが出来るのです。
めちゃんこ相性がいいカード
全タップするカード
《DNA・スパーク》のような相手クリーチャーを全てタップするカードは最高の相性です。
これがS・トリガーで唱えられると、返しのターンで相手クリーチャーはほぼ全てドープの餌食になります。
相手のパワーの低いクリーチャーから殴っていき段階的にパワーを上げていけば、ほぼ全てのクリーチャーに殴り合いで勝てるようになり、相手のバトルゾーンを一掃できるようになります。
ブロッカー化するカード
《Dの牢閣 メメント守神宮》のような自分のクリーチャー全てをブロッカーにするようなカードは相性がかなりよろしいです。
バトルに勝てばアンタップ出来るドープのようなクリーチャーは、無限ブロッカーになることができ、昨今流行のジョーカーズのようなパワーの小さいカードで一斉に攻めてくるようなデッキを、ほぼドープ1枚で守り切ることができます。
またこのカードは相手のクリーチャーを全てタップできる能力をもっており、それと組み合わせると「無限ブロッカー+掃除屋」としてドープを使うことができ、戦術の幅が一気に広がります。
また、「ブロッカー全破壊」という能力を回避したいのであれば、《至宝 オール・イエス》を装備し、ドープにだけブロッカーを付与するアイデアもあります。
最後に
攻めが取り沙汰されるビートジョッキーですが、こと《ドープ "DBL" ボーダー》に関してはデッキの構築次第で攻めにも受けにも働いてくる優秀なカードなので、その軽さも相まって、火が採用されているデッキであればどこにでも入る余地はあります。なので皆様も是非、オリジナルの活用法を開拓してください。
カードゲーム(TCG)の面白さは自分で工夫して、苦悩して、調整して、道を切り開くところにきっとある、と筆者は常々思うのです。
《ドープ "DBL" ボーダー》はいいぞ!
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