【必読】《アイアン・マンハッタン》は攻防両面だからね?【徹底解剖】

 
「双極編第1弾 豪快!!ジョラゴンGoFight!!」より《アイアン・マンハッタン》。

詳細

名前 :アイアン・マンハッタン
タイプ:クリーチャー
文明 :火
パワー:8000
コスト:9
種族 :ジョーカーズ
■J・O・E 2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のシールドを2つ選ぶ。このクリーチャーは、相手のそれ以外のシールドをすべてブレイクする。その後、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、次のターン、相手は2体以上クリーチャーをバトルゾーンに出せない。



それでは最近やけに高騰しているこのクリーチャーを徹底解剖してみましょう!!

J・O・E 2

J・O・E 2能力を持つことによりコストを2下げて召喚できます。
しかしそれでもコスト7とお高いので、やはりこのクリーチャーは《ジョット・ガン・ジョラゴン》の「ジョラゴン・ビッグ1」で活用するのが主になってくるでしょう。

攻防両面で大活躍

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のシールドを2つ選ぶ。このクリーチャーは、相手のそれ以外のシールドをすべてブレイクする。その後、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、次のターン、相手は2体以上クリーチャーをバトルゾーンに出せない。
この他に類を見ない「たった1つの効果で攻撃と防御の両方を行う」能力が非常に優秀。
「相手のシールドを2つ選びそれ以外をブレイクする」というのは相手のシールドが2枚以下という状況ではひとつもブレイクできず不発となるのですが、その後の「自分の手札を1枚捨てる」と、次のターンに相手は1体しかクリーチャーを出すことができなくなります。
(《ヘブンズ・ゲート》などの2体を出す能力を使っても1体しか出せません)

この能力の途中に行った「手札を捨てる」で、ジョラゴン・ビッグ1をおかわりで発動させることができるのがこれまた恐ろしいところ。

順番を間違えないで!

処理の順番がややこしくなりがちなのが、《ジョット・ガン・ジョラゴン》の攻撃トリガーからこの《アイアン・マンハッタン》を捨てたときです。
実例で処理順を確認してみましょう。

また、シールドブレイクでS・トリガーが出た場合の流れも解説しています。
非常にややこしいですが、これは大変大事なルールです。
このS・トリガー処理の手順は、シールドブレイクを行うものであれば全て同じ手順になりますので、ぜひこの《アイアン・マンハッタン》を機会に流れを覚えておきましょう。

1,《ジョット・ガン・ジョラゴン》で攻撃
ジョラゴンをタップして攻撃先を指定し、攻撃宣言を行います。
以降、この攻撃処理は他の全ての処理が終わるまで待機状態になります。

2,ジョラゴンの攻撃トリガー解決
山札から1枚引いて手札を1枚捨てるのですが、ここでは《アイアン・マンハッタン》を捨てるものとします。

3,マンハッタンの登場時能力を解決 その1
まず、相手のシールドを2つ選びそれ以外をブレイクします。

3-2,ブレイクしたらS・トリガーが出た!!
もし3でS・トリガーが出たら、相手は使う分を全て宣言します。
使用するカードは順番ではなくここで全て一気に出してください。

そして出した中に呪文があればそれをここで解決します。呪文に書いてある効果を全て使ってください。
出した中にクリーチャーがあり、それに登場時能力がある場合はマンハッタンの効果及び相手の能力が全て解決するまで待機状態となります。

なお、S・トリガーの呪文でジョラゴンを破壊などしても、以降のマンハッタンの効果は止まりません。

なお、これ以降のビッグ1で発動した能力で今S・トリガーから出た登場時能力が待ちになっているクリーチャーを破壊などしても、その登場時能力は使えます。止まりません。
解説:シールドとシールド・トリガー
4,マンハッタンの登場時能力を解決 その2
次に手札を1枚捨てます。(任意の能力)
ここでは《オッケーBros.》を捨てるものとします。
これでもう1つ「ジョラゴン・ビッグ1」がトリガーします。
しかしこれはまだ待機中で処理できません。

なお、3-2でジョラゴンが場からいなくなっている場合はトリガーしません。

5,マンハッタンの登場時能力を解決 その3
4でカードを捨てた場合、相手に「次のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない」という効果を相手プレイヤーに与えます。
これでマンハッタンの能力は終了です。

6,待機中のビッグ1を解決
ここで先ほどトリガーした《オッケーBros.》のビッグ1を解決。
《オッケーBros.》の登場時能力、「クリーチャーを1体アンタップする」を解決します。
ここでは攻撃宣言時にタップ状態になったジョラゴンをアンタップします。

6-2,相手の登場時能力を解決
ビッグ1を含む相手の能力の処理が全て終わったら、ここでようやく3-2で登場したクリーチャーの登場時能力を使うことができます。


7,1で待機していた攻撃を続行
1で長い間待機していた攻撃を続行します。
はじめに宣言した目標に向かって攻撃を行ってください。

なお、6-2で相手のクリーチャーの登場時能力によって攻撃を行ったジョラゴンがバトルゾーンからいなくなっていた場合、その攻撃は中止されます。

8,また1から出来るのぉ!?
ジョラゴンが《オッケーBros.》によってアンタップされたので、また攻撃することができます。
1からもう一度やりましょう。




エクストラターンきたあああああ!!!

《アイアン・マンハッタン》の効果で「次のターン、相手は2体以上クリーチャーをバトルゾーンに出せない。」を発動してから追加ターンを得た場合に注意が必要です。

この能力は「次の相手のターン」ではなく「次のターン」に有効な能力です。

この効果がある状態でエクストラターンに突入すると相手はニンジャ・ストライク、S・トリガー獣などとにかく1体出せばもうそれ以上クリーチャーを出せなくなるというとんでもない制約を受けます。

もう勝利は目前ですね。

エクストラターンで革命0トリガーが何やら怪しい





《ボルシャック・ドギラゴン》、《ミラクル・ミラダンテ》などの革命0トリガーを持つクリーチャーはそれを発動させた際、山札の上1枚をみて成功したらその今見たカード(クリーチャー)をバトルゾーンにタダ出ししてその上に進化します。
これは初めのクリーチャーで1体、次の進化で1体と計2体のクリーチャーをバトルゾーンに出していることになります。

これはかなり限定された条件になりますが、
・マンハッタンの1体しか出せない効果
・エクストラターン
という状況においてこれは大変怪しいです。

ちょっと《ボルシャック・ドギラゴン》のカードテキストを見てみましょう。
革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
かなり怪しい・・・・
怪しいのですが、起点の「このクリーチャーを手札から見せてもよい」がポイントですね。
つまりこの能力は「このカード手札から見せる」だけで発動するので、これはマンハッタンにより制約を受けることはありません。
次の山札を上1枚を表向きにするのもマンハッタン外です。
そして「火の進化でないクリーチャーならバトルゾーンに出す」、これも1体目であれば問題ありません。しかし最後の「このクリーチャーをその上に置く。」これがアウトです。
これは必ず2体目になってしまうので出せません。
結果、《ボルシャック・ドギラゴン》は出せず、強制バトル能力も使えず、このカードは手札に残り(見せただけだから)、出した1体目の登場時能力で攻撃を何とかするしかありません。

火のジョーカーズでも使えるぞ!



《アイアン・マンハッタン》はJ・O・Eを持っていますので、これまでの火のジョーカーズこと《メラビート・ザ・ジョニー》にも相性抜群です。

《メラビート・ザ・ジョニー》の「マスター・W・メラビート」からマンハッタンをどうだと言わんばかりに出しましょう。

メラビートはこれまで、相手のクリーチャーを全滅させたはいいが、打点がイマイチ乏しかったり、S・トリガーを踏んでしまい倒しきれなくなった時の返しのターンに不安が付き纏っていました。

しかしこのマンハッタンの登場によりメラビートは「打点+守備力の強化」と、かなりの補強できました。
メラビートユーザには嬉しいカードとなったでしょう。

最後に

かなりのポテンシャルを秘めているということが周知されだし、いまこの《アイアン・マンハッタン》は各ショップで高騰レースの真っ只中です。

それもわかります。一度使ってみる(使われてみる)とその恐ろしさがわかります。

”1体しかだせないという極悪環境の恐怖”が

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