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「双極編第1弾 豪快!!ジョラゴンGoFight!!」より《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》。
詳細
名前 ：勝利龍装 クラッシュ"覇道"（しょうりりゅうそうくらっしゅへっど）タイプ：クリーチャー
文明 ：火
パワー：９０００＋
コスト：１０
種族 ：ドラゴンギルド/ビートジョッキー
■Ｂ・Ａ・Ｄ２（このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する）
■スピードアタッカー
■Ｗ・ブレイカー
■このクリーチャーが破壊された時、タップしていれば、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。
■バトル中、このクリーチャーのパワーを＋５０００する。
ビートジョッキーに鬼がやってきました。その名も《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》。
脅威の能力を保有しています。能力を見てみましょう。
種族にドラゴンギルドがあるんだよ
種族にドラゴンギルドがあるのでドラゴンサポートを受けることが出来ます。これは後述の能力と合わせて、既存ドラゴンデッキに充分に導入可能なものとなっています。
ドラゴンサポートが受けられます。
Ｂ・Ａ・Ｄ２
Ｂ・Ａ・Ｄ２により２コストを軽減してバトルゾーンに召喚可能です。これだけど８と高いコストですが、《一番隊 チュチュリス》が既にいる状態で、《ダチッコ・チュリス》を１コストで召喚しさらに３軽減、結果コスト４で出せます。
１０－２（ＢＡＤ）－３（ダチッコ）－１（チュチュリス）＝４
ダチッコの分も含みますと、マナが５つあればこのクリーチャーは召喚できます。
スピードアタッカー＆Ｗ・ブレイカー
１０という高いコストと９０００というパワーを考えるとさほど驚くスペックとは思えません。しかし・・・このクリーチャーが破壊された時、タップしていれば、このターンの後で自分のターンをもう一度行う
ちょっと何言ってるのかわかりませんが、え～っと、「次も俺のターン！！」
というトンデモ能力のようです。
条件が「このクリーチャーが破壊されたときにタップ状態であること」となっており、ターン終了時に自身を破壊するＢＡＤ能力と完全なシナジーを形成しており達成が非常に容易です。
なお、この能力は「破壊された時」を条件にしているので、実際にこのカードが墓地に置かれないと効果が発動しません。
「破壊されない」という効果を他のカードから付与して「破壊する」という行為だけを行ってもそれは追加ターンを得ることが出来ません。
また、追加ターンを得られるかどうかの判定は墓地に置かれる直前のタップ状態を参照します。
もっと早くに簡単に出せるぞ！！
実は《“必駆” 蛮触礼亞》という呪文からこの《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》をもっと早期に出すことが出来ます。
下記がこの呪文の能力です。
■Ｂ・Ａ・Ｄ・Ｓ ２ （この呪文を、コストを２少なくして唱えてもよい。そうしたら、自分の手札を１枚捨てる）
■ビートジョッキーを１体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを１体選ぶ。その２体をバトルさせる。そのターンの終わりに、その出したビートジョッキーを破壊する。
ＢＡＤＳ２により最短３ターン目で《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》を降臨させることが可能です。
また、その際に相手のクリーチャー１体とバトルできるので、
「３ターン目に相手１体をバトルで除去して攻撃で２枚シールドをブレイクした挙句、追加ターンを得る」
という何だかよくわからないレベルの暴虐ぶりを見せつけます。
また、このクリーチャーは火のドラゴンなのでこの呪文の効果でバトルに勝利した場合、この《爆竜勝利 バトライオウ》が手札にあれば全てタダだしすることが出来ます。
しかし問題が・・・・
実は《“必駆” 蛮触礼亞》を３～４ターン目など早期に唱える場合は、ビートジョッキーでは手札が全く足りていないという状況が普通です。では「手札の枯渇をどうするか」。
そのような状況を回避するために考えられるのが《ラウド”NYZ”ノイジー》のような自分のシールドを手札に加えてしまう能力です。
これによりシールドはどんどんなくなっていってしまいますが。
「な～に、追加ターンさえあればどうとでもなる」です。
なにせ相手のターンが来なければ自分は殴られません。
ビートジョッキー以外にでも採用出来るのでは？
困った（？）事にある程度火文明が採用されているデッキであればどこにでも入ります。《“必駆” 蛮触礼亞》＋《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》という組み合わせはこれだけで成立しますので、火文明が１０～１５枚も入っているデッキに忍ばせると思わぬ活躍を期待できるかもしれません。
全部で３マナ以上でその中に火のマナが１枚あり、手札に火の何かしらのカード１枚と《“必駆” 蛮触礼亞》、《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》だけあれば、たったそれだけで追加ターンを得られるのです。
もうわかった！わかったから早期の追加ターン獲得を阻止する方法を！！
これを止める手立ては３つです。１つは《奇石 ミクセル》などのマナ数より大きいコストのクリーチャーがバトルゾーンに出た時に山札の下に除去するなどのいわゆる「コスト踏み倒しメタ」での対策。
みんな大好き
もう１つは、そもそも使わせない。
呪文を禁止する常在型能力で制約を与える方法。
最後は古来からの伝統技法。
ハンデスです。
この呪文はコストを軽減して唱える際に、自分の火のカードを１枚捨てないといけないという条件があるので、他の革命や侵略以上にこのハンデスがよく効きます。
どうみてもぶっ壊れ、ぶっ壊れ寸前、ちょっと大丈夫か、と言いたくなるレベルのカードが登場しましたが、最近のジョーカーズを見ているとこれぐらいでちょうどいいんじゃないのか？とも思えるようになってきました。
このカードが環境の仲間入りを果たすのかどうか現時点ではまだ何もわかりませんが、これからの動向に注目する価値のあるカードであることは間違いないでしょう。
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