マリガンとは
※下記のデュエマリガンは不評により普通のバンクーバーマリガンに結局落ち着きました、つまりこのページは失敗の歴史です!何卒そんな観点で御覧ください。いくつかのトレーディングカードゲームには「マリガン」というルールがあります。
原典はデュエル・マスターズの元になった「Magic:The Gathering(以下MtG)」のルールで、初期手札が悪いときに手札をライブラリ(山札)に戻し、もう一度シャッフルをして引き直す事が出来るというルールです。
(麻雀でも九種九牌という手牌がバラバラの時に流局させることが出来るルールがありますがそれと似たルールになります)
デュエマにマリガンってあったっけ?
残念ながら我らがデュエマにはこのマリガンがありません。これはやはりデュエマが低年齢層向けという事を考えられて「あえて」なくしているのだと思います。
そこで我が家ではオリジナルのマリガンルールを策定しそれを使用しています。
本日はそのマリガンルールのご紹介と行きたいところですが、まずはその前に元になったMtGのバンクーバー・マリガンをご紹介します。
バンクーバー・マリガン
バンクーバー・マリガンは上記同様MtGで適用されているマリガンルールの一つです。103.4. 各プレイヤーは初期手札枚数に等しい枚数のカードを引く。初期手札枚数は通常7枚である(ただし効果によって初期手札枚数が変わることがある)。最初の手札が満足できるものでなかったプレイヤーは、マリガンを行なうことができる。まず、開始プレイヤーがマリガンを行なうかどうかを決め、その後、ターン順に各プレイヤーが同様の選択を行なう。全プレイヤーが選択を終えた後、マリガンすることを選んだプレイヤーは同時にマリガンを行なう。マリガンとは、手札をライブラリーの中に混ぜ入れ、そして1枚少ない枚数の新しい手札を引くことである。これ以上マリガンをしないと決めたら、そのカードがそのプレイヤーの開始時の手札となり、それ以降マリガンをすることはできない。この手順は、すべてのプレイヤーがマリガンしなくなるまで繰り返される。(手札が0枚になった場合、そのプレイヤーはそれ以上マリガンすることはできない。)すべてのプレイヤーが開始時の手札を決めた後、開始プレイヤーからターン順に、開始時の手札が初期手札枚数よりも少ないプレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを見てもよい。そうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを自分のライブラリーの一番下に置いてもよい。
上記のようなルール・手順となっていますがステップを簡便に説明します。
※マリガンしないことを「キープ」といいます
1、各プレイヤーはマリガン/キープを選択し宣言する
2、マリガンを行うプレイヤーは手札をライブラリに戻し無作為化する
3、無作為化の後、戻した手札より1枚少ない枚数をライブラリの上からドローする
4、ドローの後、再度マリガンを行うかどうかを宣言する(行う場合は2に戻る)
5、ゲーム開始時、マリガンにより手札が初期枚数より少なくなっているプレイヤーはライブラリの一番上のカードを見てもよい、その場合、そのカードをライブラリの一番下においてもよい
となっています。
MtGの初期手札は通常7枚ですのでマリガンを一度行うと6枚になりますが、初期手札が非常にシリアスな状況であったのならこれを行う価値はあるでしょう。
(7枚全部クリーチャーだったら何にもできませんものね)
またマリガンを行ったプレイヤーはゲーム開始時にライブラリトップを見ることができ、それが不要であればボトムに送ることができますので1枚手札が減ったディスアドバンテージをかなり軽減することが出来ます。
このようにMtGで採用されているバンクーバー・マリガンでは、初期手札の事故的状況の軽減に一役かっています。
デュエマリガンとは
デュエマリガンは筆者が考え出したオリジナルのマリガンとなります。MtGのバンクーバー・マリガンとポーカーゲームを組み合わせ、デュエマの実態に沿った形に調整しています。
下記がそのルールです。
上から下に向かって番号順に進んでいきます。
共通
1、はじめにジャンケンで先後を決める
2、各プレーヤーはシャッフルを行う
3、シールド、封印を置かずに手札のみドローする
4、各プレイヤーはマリガン/キープを選択し宣言する
5、マリガンを行うプレーヤーはホールド/ノンホールドを宣言する
ホールドを行う場合
6A、最大2枚のカードを選択し、それ以外を山札に加えシャッフルする
7A、シャッフル後、山札より手札が合計4枚になるようにドローする
8A、これ以上マリガンを行うことは出来ない
ホールドを行わない場合
6B、手札を全て山札に加えシャッフルする
7B、山札より、これが自分の初回のマリガンであれば戻した枚数、そうでなければ戻した枚数より1枚少ないカードをドローする
8B、再度マリガンを行う場合は6Bに戻る
共通
9、通常と同じように山札の上より封印、シールドを配置する
10、手札の枚数が初期手札より少ないプレイヤーは山札の一番上を見てもよい、そうしたらそのカードを山札の一番下に置いてもよい
11、通常通り、ゲームを開始する
上記のような手順になります。
これにより初期手札事故によりあっけない決着を軽減することを目指しています。
我が家ではホールドありのマリガンをホルマリ、ホールドなしを全マリと呼んでいます。
(「ホルマリ!このカード!」と息子の声が上がった時は大抵殿堂かフィニッシャー、「ホルマリ、これ」とやや低い調子だとマッドネスが殆どなので分かりやすいです)
我が家ではホールドありのマリガンをホルマリ、ホールドなしを全マリと呼んでいます。
(「ホルマリ!このカード!」と息子の声が上がった時は大抵殿堂かフィニッシャー、「ホルマリ、これ」とやや低い調子だとマッドネスが殆どなので分かりやすいです)
皆様も色々なハウス・ルールを考案して楽しんでみてはいかがでしょうか?
<今後もこのデュエマリガンは調整していきます、まだまだです、まだまだ>
<今後もこのデュエマリガンは調整していきます、まだまだです、まだまだ>
Q&A
Q1
どうしてはじめにシールド、封印を置かないの?A1
再シャッフルが面倒だからというのと、シールド、封印内のカードが推測でき、マリガンの判断材料になってしまうためです
Q2
ホールドしたりしなかったりややこしい!
A2
相手が殿堂or強カードを握ったのかブラフなのか、そもそもドローソースに強いデッキなのかを推測するプレイングを生みます(実はここで恐ろしいのはマッドネス)
Q3
どうしてホールドなしの初回マリガンは手札が減らないの?
A3
初期手札がMtGと比べ5枚と少ないためです
その他、オープンホールドという派生もあります。
ホールドマリガンに対して握った札がバレますが引ける枚数が4枚となります。
(ただこれはやってみると、オープンするカードがヤッタレマンとかダチッコばっかりになりました、いまいちです)
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