脅威のスペック
はじめに
その1・スペック/召喚篇で《ジョット・ガン・ジョラゴン》の召喚のポテンシャルの高さを紹介しましたが「その2・ビッグ1篇」ではついに「ジョラゴン・ビッグ1」について掘り下げてみたいと思います。
まずはこの能力。
スピードアタッカー&W・ブレイカー
コストが7、パワーが11000でスピードアタッカー、そしてW・ブレイカー。
これだけ見れば「結構高いスペックだな」程度で終わるかもしれませんが、このクリーチャーはそれだけじゃない。
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後手札を1枚捨てる。
水のクリーチャーが持っていそうなこの能力。正直これもまぁ、なんといいますか、便利なのですが地味です。
しかしこれが肝心。大肝心。
ジョラゴン・ビッグ1
ついに来ました「ジョラゴン・ビッグ1」。先に能力の全文を見てみましょう。
ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
思わず目を疑いたくなるような能力です。
なんと手札からジョーカーズのクリーチャーを捨てたら、そのクリーチャーの持つ「バトルゾーンに出た時」効果を1つ、バトルゾーンに出るどころか墓地に捨てられてるのに使うことが出来るのです!
《パーリ騎士》を捨てればマナ加速できるし、《カメライフ》を捨てれば相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊できます。
対象が「ジョーカーズのクリーチャー」なので、多種多様な能力を持つクリーチャーが多数いる種族「ジョーカーズ」だと本当に色々な活用方法がありそうです。
ジョラゴン・ビッグ1はいつでもトリガーする!
ジョラゴン・ビッグ1は攻撃時に発動するいわゆる「攻撃トリガー」ではありません。
勿論メインの使い方は、ジョラゴンの攻撃トリガーである「1枚引いて1枚捨てる」能力で発動させていく事になると思いますが、他にも色々トリガー発動のタイミングはあります。
いくつかその方法を紹介します。
《メラメラ・ジョーカーズ》の効果で自分で捨てる
ジョーカーズを1枚捨てて2枚カードを引く呪文《メラメラ・ジョーカーズ》ですが、この呪文の効果でジョーカーズクリーチャーを捨てた際も勿論ビッグ1は発動します。
ハンデスで捨ててもらう
相手のハンデス能力は逆効果になってしまう可能性があります。
ビッグ1は相手にカードを捨てられた際にも発動しまうからです。
ビッグ1はいつ解決するの?
そのカードを捨てる効果、または呪文捨てる効果を持つカードに記載されているが全て完了した後に解決します。
《メラメラ・ジョーカーズ》を例としますと、
1、カードを1枚捨てる *ビッグ1がトリガー!(待機状態)*
2、カードを2枚引いて呪文効果終了
3、呪文が終わったのでここで待機状態のビッグ1の処理を行う
となります。
じゃあジョラゴンで攻撃したら攻撃が終わった後に解決するの?
違います。下記の手順になります。1、目標を選択し攻撃宣言、ここから攻撃開始基本となる攻撃トリガーからのビッグ1発動はこのようになります。
2、攻撃トリガーを解決、1枚引いて1枚捨てる *ビッグ1がトリガー!(待機状態)*
3、ここで待機状態のビッグ1の処理を行う
攻撃と呪文やCIP効果はまた別の扱いなことに注意してください。
いっぱい一気に捨てたらどうなるの?
その中にジョーカーズのクリーチャーがいれば全て発動します。
解決の順番は好きに決めることが出来ます。
ビッグ1で捨てたいおススメカード《アイアン・マンハッタン》
強烈なデザイナーズコンボです。
使い方としては下記の様になります。
1、《ジョット・ガン・ジョラゴン》で攻撃宣言。ジョラゴンはもちろんタップ状態になる。
2、その攻撃トリガーで《アイアンマンハッタン》を捨てる。
3、《アイアンマンハッタン》の効果で相手シールドを残り2枚になるように残りを全てブレイク。
4、さらに《アイアンマンハッタン》の効果で《ゲラッチョ男爵》や《オッケーBros》などのクリーチャーをアンタップさせる効果をもつクリーチャーを捨てる。ビッグ1発動、《ジョット・ガン・ジョラゴン》をアンタップする。
5、1の攻撃宣言を続行させる。W・ブレイク。残りシールド0。
6、ジョラゴンは先ほどの効果でアンタップに戻っているので1番に戻る。
ちょっと何言ってるか分からないレベルですね。
強すぎるよ・・・・
恐怖のダブルジョラゴン
最も恐れている状態がこれです。《ジョット・ガン・ジョラゴン》がバトルゾーンに2体登場したら本当の地獄が始まります。
このプレイングは友達をなくすかもしれないくらい強いです。
多分。
あんまりだ。
まず、バトルゾーンにジョラゴン2体を用意します。
《シャダンQ》と《戦慄のプレリュード》があればそれほど難しくないのが恐ろしいです。
それぞれのジョラゴンをA、Bと呼びます
1、
Aで攻撃(出来ればクリーチャーに)。
カードを1枚引いて1枚捨てる。《ビックラボックス》を捨てる。
ダブルビッグ1!
AもBもビッグ1がトリガー。
捨てたカードのCIPが2回使える。
山札の上から1枚を見てコスト6以下のジョーカーズクリーチャーならバトルゾーンに出す、そうでないなら手札へ、これを計2回行う。
2、
Bで攻撃(出来ればクリーチャーに)。
カードを1枚引いて1枚捨てる、ここで《ゲラッチョ男爵》を捨てる。
ダブルビッグ1!
AもBもビッグ1がトリガー。
捨てたカードのCIPが2回使える。
Aをアンタップし、Bもアンタップする。
3、
1~2を可能であればクリーチャーを殴りながら繰り返す。
シールドブレイクをしなければならないのなら初回のAで《アイアン・マンハッタン》を捨てて身の安全を守りつつ、それで大丈夫だったらBで《ゲラッチョ男爵》を捨てて回転させていくのがいい。
1で捨てるカードは手札状況により《ヘルコプ太》などに変更してください。
また《バレット・ザ・シルバー》は《ビックラボックス》の完全上位カードですので、あるならそっちが望ましいです。
そこからジョラゴンや、《ガンバトラーG7》が捲れたらもうめちゃくちゃです。
複数のジョラゴンがいる時にカードを捨てるとその数だけCIPがトリガーしてしまうのを利用して、次々とジョラゴンに攻撃させCIPを使いまくり、最後のジョラゴンに《ゲラッチョ男爵》などのアンタッパーを捨てさせ状態をリセットしようという作戦です。
じごくかいてんりゅうさっぽう
地獄回転龍殺法!!!
なお、シノビには弱い模様。
最後に
大きな可能性を秘めたこの《ジョット・ガン・ジョラゴン》とジョラゴン・ビッグ1。これからのリリースを控え、さらなる強烈な使い方も編み出されることでしょう。
発売は間近、いよいよです!!
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