解説:NEOクリーチャー

NEOクリーチャー

NEOクリーチャーは大変便利なクリーチャーです。
デュエマではクリーチャー類は大別して「クリーチャー」と「進化クリーチャー」の2種だったのですが、そこにこの新しいクリーチャータイプ、「NEOクリーチャー」が登場しました。

このNEOクリーチャーは「クリーチャー」としても「進化クリーチャー」としても使える、これまでにない使い勝手のいい画期的なクリーチャーとなっています。

また「NEO進化クリーチャー」になった後は従来の「進化クリーチャー」と変わりはありませんので、進化クリーチャーの解説ページも是非ご参照ください。

【解説:進化クリーチャー】

場面に応じて使い分けられる

NEOクリーチャーのその最大の特徴は「普通のクリーチャー」としても、また「進化クリーチャー」としてもバトルゾーンに出すことが出来る点で、これまでの進化クリーチャーの弱点であった「進化元がない場合に腐ってしまう」という欠点を克服し、様々な場面に応じて使い分けられるようになっています。

※腐る・・・ここでは進化元がなくマナに置くくらいしか用途がなくなってしまっている状態


もちろん「進化クリーチャー」として出せるのならばこれまでのそれと同じく召喚酔いをしないので強力なのですが、手札消費を抑える目的や今すぐ攻撃を行う必要がない場合に無理をして進化元を用意しなくても良いというのはかなりのプラス点となりえます。

ただの「クリーチャー」としてバトルゾーンに出した場合はもちろん召喚酔いをしますし、「NEO進化クリーチャー」として出したときにのみ発動する効果が多数ありますので可能であれば「進化」として出していきたい所ですが、そこはケースバイケースで柔軟に対応していけるのが強みとなっています。

結局NEOは通常?進化?

呪文などの効果の中には「進化クリーチャーを破壊する」のように、クリーチャーのタイプを指定して処理を行うものがあります。
これをどう扱うか、NEOクリーチャーは厳密に定められています。

NEOクリーチャーは進化クリーチャーとしてバトルゾーンに存在している場合のみ、進化クリーチャーとして扱います。

ここで一旦用語を整理します。
クリーチャーというとこれには広義の意味を持ち、進化クリーチャー、NEOクリーチャーなども全てクリーチャーに分類されます。
本稿は以降その混同を避けるために、単にクリーチャーと言った場合は「クリーチャー」または「NEOクリーチャー」を示すものとし、また「進化クリーチャー」と言った場合は「進化クリーチャー」または「NEO進化クリーチャー」を示すものとします。

(広義では全てクリーチャー)

バトルゾーンにいるとき

進化元なし・・・クリーチャーでありNEOクリーチャー(進化ではない)
進化元あり・・・進化クリーチャーでありNEO進化クリーチャー(進化である)

バトルゾーンで進化元になっているとき

ただのカード(クリーチャーですらない、属性は全てなくなっている)

墓地/シールド/マナゾーン/手札/山札にある時

クリーチャーでありNEOクリーチャー(進化ではない)

進化クリーチャーとして扱われるタイミング

これがNEOクリーチャーを扱う上で最も誤解を招くルールです。
プレイ内容が大きく変わってしまうほど大事な裁定ですので是非とも覚えていただきたい内容です。

NEOクリーチャーが「進化クリーチャー(NEO進化クリーチャー)」として扱われるタイミングは、進化をしてバトルゾーンにカードを重ねた瞬間からです。

進化をする際はたいてい手札からカードを出していきますが、コストを支払いカードを手に持っている時点ではまだただの「クリーチャー」です。そしてそれを置こうとしている時もまだ「クリーチャー」、そしていよいよ他のクリーチャーの上に重ねた瞬間(バトルゾーンに着地した瞬間)にはじめて「進化クリーチャー」として扱われるようになります。
(「手札」と述べておりますが、山札・マナゾーン・墓地でも同様に進化していない状態ではクリーチャーとして扱われます)

このルールにより、NEOクリーチャーをバトルゾーンに出す行為は、その結果として「NEOクリーチャー」「NEO進化クリーチャー」のどちらになった場合でも、進化クリーチャーを出した扱いになりません。

感覚的には「進化じゃないクリーチャーを出したら急に(バトルゾーン上で)進化クリーチャーに変化した」といった感じでしょうか。
これにより多くの「進化ではないクリーチャーを出す効果(※)」の対象になり、かつ上記裁定により実質進化した状態、即ちNEO進化クリーチャーとしてダイレクトにバトルゾーンに出すことが出来るのです。

※進化ではないクリーチャーを出すカードは豊富ですが、進化クリーチャーを出すカードはあまりありません

最後に

このようにNEOクリーチャーは実に多彩な使い方のできる面白いクリーチャータイプです。
「進化クリーチャーとして扱われるタイミング」の項で述べさせていただいたように、サポート対象となるカードも豊富です。

また、NEOクリーチャーには「キズナ」と呼ばれる能力を持つものが多く、そのキズナの連携から生み出されるデュエルは実にエキサイティングなものになること間違いなしです。



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